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★本日のメイン

中山11R
ポルックスS
◎6.テーオーエナジー
○3.アルクトス
▲4.ハーベストムーン
△5.ヨシオ
△1.ホーリーブレイズ
△8.クルーガー

例年極寒の季節ですし、凍結防止剤が入って1分53秒台?とかなり時計の掛かるタフな馬場で行われていたレースなので、昔は常に追い込み馬だけ見ていれば良かったんです。
師走Sが先行決着だったので、これで例年通りポルックスSは逆目になりそうとも思っていました。
しかし今年は毛色が違いそうですね。馬場の質が全然違います。土曜発表時に中山ダートの含水率がなんと2%台、過剰ともいえる乾燥状況もあってか、砂質がサラサラしすぎで前に行った馬が全然止まりません。
未勝利クラスでは前がやり合って差し馬が届く展開もたまに起きましたが、1勝馬以上のクラスでは逃げ馬が断然有利。馬群の外を回った追い込み馬がまるで届きませんでした。
年末になっても中山のダートの質はだいぶ軽いままでしたし、この傾向のまま開催が終わってしまうのでは…と感じるほど違和感があります。

そして、この馬場状態で行われるのであれば、テーオーエナジーを外す手が見当たりません。
いつもなら師走Sとメンバーが総入れ替えになり、師走Sと馬場も展開も大きく違う背景がしっかりしているんですが、今年は流石に師走Sの再現が濃厚ですね。
大半が近走不振で、まともに追走できない馬ばかりですし、テン比較しても競り合えるレベルの馬が少なすぎ。
個人的には、アルクトスが何とかして…と思っているのですが、それも当然人気です。
本来は逃げて良さを見せるタイプのハーベストムーンが、加減せずに行けば。
ホーリーブレイズとクルーガーは、やはり馬力が要る馬場向きなので、それこそ例年の馬場状態であってほしかった方でしょう。

京都11R
シンザン記念
◎9.パッシングスルー
○5.アントリューズ
▲4.ゴータイミング
△2.ヴァルディゼール
△7.ニホンピロヘンソン

今週はルメール&デムーロ両騎手が不在、そして日程的に3歳重賞が固まらない週末2日間開催。
有力視されるレベルの馬が結局登場していませんね。デイリー杯で離された3着だったハッピーアワーが人気を集めるムードです。
・村山明厩舎が全く通用しないレベルの馬をこのレースで2頭登録(着賞金狙い)
・新馬戦で外国人騎手が騎乗した履歴の馬なし
・シンザン記念なのに1番人気が関東馬
・フルゲートどころか12頭立てなのに、半数の6頭が単勝1桁台想定
これはボーダーが相当低い、かなり怪しい番組ですね。
単勝9番人気ぐらいまでは、一度大敗した馬でも巻き返しが可能な目線が必要ではないでしょうか?

そして自分はパドック映像やレース結果など一応目を通してはいるものの、関西であまり名前が売れてない1勝馬は良く分かりません。
正直言うと直前の追い切り映像が欲しかったのですが、映像で動きの確認を取れた馬が半分もいませんでした。変則日程だけに本追い切りを1月3日からズラした陣営も多いですし、仕方のない所です。
さすがにこれだと判断材料が少なく、ちょっと厳しいのですが…。

ただ、関東のアントリューズとパッシングスルーは、それなりにまともなレベルにある馬だと、結構自信をもって推奨はできます。
伸びしろが大きそうなのはパッシングスルー。母マイティ―スルー、血統的に筋は通っています。
関東厩舎のNF生産馬が、秋の4回東京で勝ち上がり、NF天栄で鍛え直してシンザン記念に出すのは、昨年のアーモンドアイと同じパターン。
それなりのレベルの資質を陣営が認めている、と感じるほどの馬であればいいのですが。

巻き返し候補として、ゴータイミングとニホンピロヘンソン。
ゴータイミングは、ハコ型体型の脚短めディープ産駒なのに、東京芝1800mの大外枠を引いてしまう隊列超不利。序盤はスローで途中からペースアップする流れを、枠不利を挽回しようと向正面から捲って動いたのも仇になりました。変なスイッチが入って折り合いも欠きましたし、大敗も仕方なし。マイルはいいと思いますから、内目の枠で落ち着いて運べれば脚は溜まるはず。
ニホンピロヘンソンは内枠断然有利の日だった朝日杯FSで、外枠なのに痛恨の出遅れ。入れ込み影響もあったそうですが、後方でグダグダ流しただけ。今回のメンバーならテンに行けるはず。






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