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新年明けましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

中山金杯

◎14番ブラックバゴ
○11番ウインブライト
▲5番サンマルティン
△9番ストロングタイタン
△3番コズミックフォース
△4番ランガディア
△12番タイムフライヤー
△8番マウントゴールド
△6番エアアンセム

◎−○−▲…2,000円
◎−○▲−△1△2△3…各1,000円 計6,000円
◎−○▲−△4△5△6…各500円  計3,000円
◎−△1−△2△3△4△5△6 …各500円 計2,500円
合計18点 購入13,500円

ブラックバゴは、これまで同条件では【1,1,1,1】。ホープフルS3着、京成杯2着、昨年の中山金杯は勝ち馬から0秒1差の4着と、中山芝2000mを得意としている。ブラックバゴはノーザンF天栄から帰厩して初戦。やはり関東圏の重賞では天栄を第一に考えるべきで、今回はこの馬が天栄の一番手と予想しました。もちろん戦績がパッとしないというのは織り込み済みで、このオッズならという評価。斎藤誠厩舎は、NF天栄帰りの3着内率が16年からでは30.1%。これは18年に全く勝てなかったことが影響しています。全厩舎でみると、NF天栄帰りの3着内率は35.5%なので、斎藤厩舎はやや低調な成績なのですが。ちなみに戸崎騎手は、ノーザンF系の騎乗馬の質が低下している。(キャロットFやサンデーR)しかし、シルクレーシングの信頼は未だ厚く、関東圏ではCルメール騎手に次ぐ勝利数を挙げている。シルクに加え、19年はマイネルコスモ系の有力馬が多く回ってくるのではと予想しています。

ウインブライトは、昨年の中山金杯で2着に好走。これまで中山コースでは【3,2,0,1】で、重賞を2勝している(唯一の着外は、高速決着となりマイラーが上位に来た皐月賞)。先行力もあり、中山金杯の激走ポイントに合致している。松岡騎手は中山芝1800以上で単勝5番人気以内なら、16年からの3着内率が45.7%。複勝回収率が93.5%と高く、あまり人気がない馬でも好走させている。

サンマルティンはノーザンF天栄からの帰厩初戦。中10週はいつものパターンで、デビュー以来、間隔を空けて使われている。国枝厩舎×天栄は、間隔が空いた馬でも3着内率が高い。NF天栄帰りでは、「中5週以内の短期放牧」と「中10〜20週の長期放牧」の複勝回収率が100%を超えており、配当的な妙味がある。該当馬:コズミックフォース、サンマルティン。

【間隔別】国枝厩舎×ノーザンF天栄(2016〜。芝のみ)
無題
ストロングタイタンは、鳴尾記念を勝った際のパフォーマンスが優秀。先行力があり、中山金杯には合いそう。

コズミックフォースは、ノーザンF天栄から帰厩して初戦。今回は中10週。サンマルティン同様、国枝厩舎×NF天栄の好走パターンに該当する。ただし、人気になるほどの実力はない。

ランガディアは、ノーザンF天栄から帰厩して初戦。近走は、レース毎にパフォーマンスを伸ばしている。天栄での休養による上積みがあれば、重賞でも好走できる。木村哲也厩舎×ノーザンF天栄は、18年は人気薄でも好走し、中山芝では複勝回収率100.1%だった。木村哲也厩舎×ノーザンF天栄は、東京・中山であれば信頼を置ける。

【競馬場別】木村哲也厩舎×ノーザンF天栄(2018〜。芝のみ)
無2題
タイムフライヤーは、2歳冬以降パフォーマンスがほとんど伸びていない。それでも、菊花賞の直線では、先頭に並びかける場面があった。調教の気配からも復調気配は示している。GT勝ちがある舞台への条件替わりは好感が持てる。

マウントゴールドは重賞で好走を続けており、先行馬で好走傾向にも合致。しかし、チャレンジCも小倉記念も、パフォーマンス的には一息。武豊騎手は中山芝1800以上で単勝5番人気以内なら、16年からの3着内率が52.0%。ちなみに武豊騎手が中山金杯に騎乗するのは、今回が初めて。

エアアンセムは、重賞で好走を続けているが、いずれも相手に恵まれたものといえる。取り口に安定感があり、軸にしたくなるタイプではあるのだが、年齢的にもこれ以上の上積みは疑問。相手まで。

ステイフーリッシュは、京都新聞杯からほとんどパフォーマンスの上昇がない。過剰な人気だと判断して消し評価とする。(上位評価が人気がないところばかりだったので消す必要ないかもですが)

+-+-+-
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京都金杯

◎2番サラキア
○12番パクスアメリカーナ
▲3番カツジ
△10番リライアブルエース
△7番ミエノサクシード
△4番グァンチャーレ
◎−○−▲…8,000円
◎−○−△1…1,000円 ◎−○−△2…1,000円 ◎−○−△3…1,000円
◎−▲−△1…1,000円 ◎−▲−△2…1,000円 ◎−▲−△3…1,000円
合計7点 購入14,000円

昨年8月の青島特別は、芝1700mのレコードタイムで優勝。(当時の斤量は52キロ)軽量×速いタイムでの決着に強く、京都金杯の激走ポイントに合致している。また、今回の負担重量53キロは、ディープ牝馬にとってはプラス。というのも、ディープインパクト産駒の牝馬は、「馬体重に対する斤量の比率」が小さいと好走率が上昇する。(※馬体重に対する斤量の比率=斤量÷馬体重。馬体重500キロで斤量54キロの場合、54÷500=10.8%。他の種牡馬でも言えます)サラキアは前走時が442キロだった。前走と同じ馬体重なら、53÷442=12.0%。好走ラインにはやや届かないが、放牧による馬体増+軽斤量は、サラキアにとっては大きなプラス材料といえる。秋華賞4着時と同じだけのパフォーマンスが出せれば、勝ち負けできる。

ディープインパクト牝馬×斤量別成績 (2016〜。芝重賞のみ) 無3題
ディープインパクト牝馬×馬体重に対する斤量の比率(2016〜。芝重賞のみ)
無題4
16年からの芝重賞では、53キロのディープ牝馬は3着内率が37.5%。

サラキアは、ノーザンFしがらきから帰厩して初戦。池添学調教師は、ノーザンFの出身ということもあり、外厩ー厩舎間の連携がしっかりと取れている。ノーザンFしがらきから帰厩して初戦では、16年からでは3着内率が25.5%。18年に限定すると、34.1%に良化し、複勝回収率は142.9%だった。

【年別】池添学厩舎×ノーザンFしがらき (2016〜。芝のみ) 無5題
パクスアメリカーナの前走時は、前肢が伸びるフォームに映り、明らかに休養前よりも素軽くなっていた。1分33秒3で勝ったように、今なら速い時計での決着にも対応できる。ただし、血統や馬体からも、本質的には時計が掛かる馬場に適性がある。川田騎手は18年の芝重賞において、1番人気での成績が【5,0,0,2】。人気に応える騎乗ができている。

カツジは昨年のマイルCSで4着。同レースは、内で脚を溜めた馬が3着までを独占した。若干外目を立ち回ったカツジの競馬は評価できる。内枠で当時と同斤量で出走できるのは、大きな強みといえる。松山騎手は京都芝外回りでの好走率が高い。1600〜2400mで単勝5番人気以内に騎乗した際、

3着内率は41.0%。

リライアブルエースは、18年のサマーマイルシリーズ以来の実戦。関屋記念のような31秒台の超高速決着は厳しいが、中京記念のように、54キロで展開が向けばGVでも好走できる力はある。矢作厩舎×NFしがらき×芝の中20週以上は、16年からでは【2,3,0,11】で、3着内率は31.2%。中20週以上の全競走馬の3着内率が18.3%なので、矢作厩舎×NFしがらきの好走率は高いといえる。重賞では、16年天皇賞秋のリアルスティール(2着)が該当。

ミエノサクシードの前走のターコイズSは、4角で内を立ち回った馬が上位を独占。その中で同馬は大外を回っており、2馬身ほどのロスがあった。立ち回り次第では、牝馬GVで好走できる実力がある。牡馬相手では…だが、今回の基準オッズは14番人気なので、配当的な妙味があると算出された。

グァンチャーレは18年に7戦して6レースで3着以内に好走。レース内容も安定している。また、京都の外回りコースを得意としており、激走ポイントにも合致。実績的には十分通用する。




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