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明日は有馬記念で早起きしないと駄目なんだが思いのほか時間が掛かってしまった。。。ダートの1200mが明日4鞍あるけど整理が難しいものが多い。現場でアジャストできればラッキーかな。
【中山5R】

キタノオドリコは前走出負けで大外を回って脚を4着に追いこむ競馬。流れに乗れなかった。すんなり流れに乗れれば速い時計で走れそうな馬で巻き返しに期待する。IDM上位のオリオンパッチが当面の相手か。

▲7番キタノオドリコ
〇15番オリオンパッチ


【中山11R 有馬記念】

今回はキセキに期待したい。かつてゼンノロブロイが4歳の秋にGT3勝を挙げた時もまさしく成長していた時期で、秋4戦目で有馬記念を勝った。キセキは昨年の菊花賞で一度目のピークを迎えたが、極端な道悪で勝った結果、その反動で春は低迷。そしてこの秋が2度目のピークに向かっている成長期だと思う。まあノーザンファームの馬でも無いし、厳しいレースを使って鍛えていくしかないのだスタミナというのは。

毎日王冠はスピードで負け、天皇賞は瞬発力の差で完敗だったが、ジャパンCは残り1000mから11.4を切るラップを続け、持ち前のスタミナを活かし後続に脚を使わせることで2着となった。勝ったアーモンドアイだけは別次元だったが、スワーヴリチャードでさえバテてしまう消耗戦だ。そしてIDM79は2012年JCのオルフェーヴルやジェンティルドンナに匹敵するだけのIDMである。負けて強しの競馬だった。

中山の2500mという条件も大トビでナマクラでスタミナしか武器がないこの馬にとってはピッタリだと思う。前半は息を抜きながらマイペースで先行させて、向正面の下りからスパートを掛ける。昨年のキタサンブラックの競馬でもっと速いラップを刻むイメージだ。並みの馬ならこれを追いかけるだけでバテてしまうだろう。あるかないかわからない「レコードの反動」に怯えるよりは、強い逃げ馬をこの人気で買えることを選択したい。

ルメール確保のためにJCを回避したレイデオロだが不安がない訳ではない。スタミナが要求された昨年のJCと道悪の京都記念は好走はすれど負けている。もちろんJCは3歳時だし、京都記念はドバイへの調整レースであったけれど。そしてロングスパート合戦になったオールカマーはアルアインを捕まえたけどクビ差。完勝ではあったけれど、キセキはアルアインよりも遥かに強い。この馬の持ち味はスピードと速い脚なので中山を立ち回る性能は高いのだが中山だとそこまでスパっとはキレないので、4コーナーを回った時にキセキとの差が3馬身以上あると勝つのは厳しくなるかもしれない。前走キセキに勝ったルメールだからそんなことはさせない競馬をするとは思うけれど、馬群で溜める競馬をすると動きたい時に動けなくなる可能性もある。

ブラストワンピースの菊花賞はスローで大外を回る競馬では厳しかったが、ここまでこの馬がスタミナを示すようなレースを経験していないので、キセキが作るラップでどこまで伸びるのか?は想像ができない。ゲートも含め出たとこ勝負。シュヴァルグランは昨年ピークを迎えた馬で、今年はそこまでの性能は期待できないと思うがスタミナは年齢を経てもガタっとは落ちないものなので厳しい流れになればチャンスはあるかもしれない。

モズカッチャンはスローになってインを突く競馬をすれば嵌りそうだが、牡馬相手にまともにスタミナが問われる競馬をされると苦しいかもしれない。ミッキーロケットは宝塚記念を勝ってスタミナを示したが、今回はメンバーが強いだけに3着争いだと思う。マカヒキはスタミナが戻りつつあるのを見せたのが札幌記念。展開が嵌ったとして3着があれば、か。サトノダイヤモンドはかつての輝きは取り戻せないが得意コースで一矢報いることができるかどうか。オジュウチョウサンはスタミナしかないのでキセキが厳しい展開を作ってくれるのは願ったり叶ったりだが、ここまで戦ってきた相手とはレベルが違い過ぎる。

◎14番キセキ
〇12番レイデオロ
△8番ブラストワンピース
△15番シュヴァルグラン
☆3番モズカッチャン
☆11番ミッキーロケット
☆4番マカヒキ
☆6番サトノダイヤモンド




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