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★本日のメイン

福島11R
福島放送賞
◎10.シンゼンドリーム
○4.フィルムフランセ
▲2.クルークハイト
△9.アンプラグド
△3.ブルヴェルソン
△12.リキサンダイオー

ヒルノサルバドールが大外枠に入りましたね。そしてサウンドマジック、ウォーターイーグル、セルリアンアラシなど同型も多数。
しかしポテンシャルがあり福島得意とされているヒルノサルバドールは、福島で好走した時の時計を見ると、500万下勝ちが1分47秒台。1000万下で好走した2戦も、1分46秒台。
どこぞの未勝利か500万下?と勘違いするようなタイムです。持ち時計自体はもっと速い馬場で記録したものがあるのですが、1分44秒台だと全く通用していません。
この福島放送賞は、5年に3回は1分44秒台で決着していますし、さすがにもう少し速いタイムがボーダーラインになるでしょう。それに展開自体はキツイはずですし。
なので今回は、差し馬に注目してみたい場面です。

シンゼンドリームは、1年半ほど前に連勝で1000万下条件をクリアした、隠れ降級馬。当時勝ったのはここ福島ダート1700mですね。
1000万下でも複数回好走があり、1〜3番人気評価がしばらく続いたほどなのに、今回妙に人気がないのは、前走出走時に‐34kgと大幅減となった影響を心配してのものでしょう。
しかし、その福島1000万下を勝った時も468kgでしたし、前走見ても多少腹目がフックラしているように感じました。そもそも馬体重の変動がやけに激しいタイプですし(それはそれでマイナス材料なのですが)、唐突に498kgになった2走前からちょうどいいレベルに戻せた、と解釈したいです。
津村騎手も今の福島開催で乗れている方ですし、前がやり合う展開が予想通りなら、今回は大幅な条件好転と考えられます。
ローレルリーベは鞍上で下げたい所。相手も差し馬に期待したいです。

東京11R
武蔵野S
◎10.ナムラミラクル
〇7.ユラノト
▲16.インカンテーション
△11.グレンツェント

サンライズノヴァは、前走強烈な指数が出ましたが、スタート3馬身遅れて外回しした分を補正したのも入っています。
いや確かに丁寧に補正していくとそれだけ高く出るのですが、この馬はもうゲート改善しないでしょう。また、東京ダート1400mはこういうタイプの追い込み馬にやさしい条件でもあります。
東京ダートマイルの重賞で、ああいったタイプの追い込み馬を信用するかとなると、さすがに不安。
ウェスタールンドともども、強烈な差し脚がある追い込み馬に期待しすぎ。なんやかんやあって全力を出せるものとは、計算しにくいタイプのはずです。
昨年ほど極端な流れではなくても、昨年のように先行馬が上がり36秒台前半で上がってしまう前残り決着となるのでは?

前で勝負できるタイプとなれば、ナムラミラクルとインカンテーション。そしてテン指数比較でユラノト。
どれも決め手もそれなりにあり、東京コースの実績も十分。ナムラミラクルに至っては、東京コース4戦4連対です。
ルメール騎手に乗り替わったというか、追い切りがだいぶ上向いてきたタイミングで騎手を強化してきたということをポジティブに捉えます。
その後G1で勝ち負けするような馬が、なぜか武蔵野Sでは勝ちきれないというジンクスもありますし、逆にこういうタイプが出し抜けで勝つ傾向もあるので。
グレンツェントが天栄から帰って来て、追い切りの動きに復調気配を感じるので、結構気にしたい所です。

京都11R
デイリー杯2歳S
◎8.ダノンジャスティス
〇3.アドマイヤマーズ
△9.ハッピーアロー
△7.メイショウショウブ
△6.スズカカナロア

毎年、それなりの人気馬が好走しているわりに、あまり飛びぬけて良い馬がやってくるでもなく、取捨の上手さが問われる場面ですね。
関東圏でしか馬を見ていない立場である以上、どちらかに寄せるという発想すら難しいので、点で獲れないと意味がないレース。
見ていた馬からは、ダノンジャスティスを推したいです。

一見ダートじゃないかと思うほど筋肉質で腰もしっかりしており、ゆくゆくは短距離だろうなと感じさせる、脚の回転の鋭さ。
しかしながら、大まかに見ると2歳秋の時点で巨漢の馬があれだけ完成していることは大きな強み。
距離が持つタイプでは決してないのですが、2歳戦で形がハマっていない馬同士であれば、十分に強調できると見てここで評価します。

ドナウデルタやヤマニンマヒアは体が薄すぎ。
コーナーカーブが大きく直線も幅員を広く取っている京都の外回り1600mは大トビ・パワータイプ天国ですし、このレースは440kg以下の馬がだいぶ苦戦します。
なので逆に、惰性が良く効くタイプの残り目に注意。






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