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★本日のメイン

京都10R
JBCスプリント
◎14.モーニン
〇3.キングズガード
▲13.レッツゴードンキ
△4.キタサンミカヅキ
△15.テーオーヘリオス

マテラスカイがプロキオンSのパフォーマンス評価で1番人気のようで、おおよそ前に行く脚がないと勝負にならんという風潮のようですが…。東京盃を逃げて垂れた馬を、同路線好走馬がいるのに人気させ過ぎでは?と思います。
何より、森厩舎の馬ですよ?ハンコを押したように四肢の短いピッチ走法の馬ばかり生産し、高額条件で上位入賞確実という馬でさえあればいい、という思想の人です。
スピードは抜群でも終い厳しい場面で粘らせる訓練をちゃんと課していないはずで、ここ一番で勝ちきるための仕上げというのができない厩舎でしょう。
特殊な馬場状態で適性バッチリの時のパフォーマンスを、指数という形に置き換えるから発生する間違いだと思うんですが。良馬場だとどうなんでしょう。

逆に、前競りというかついて行く馬が垂れる流れになるなら、上がり性能持ちの方を評価したいですね。
モーニンは以前フェブラリーSを制した時が大連荘の末の勝利でした。勢いをかって乗っかれる時には滅法強い馬で、ひとたびバランスを崩すとスランプが長続きするタイプ。骨格に歪みがあるけれども馬力が凄いタイプにありがち。
気性難を全く出す気配がなく、追走も楽々こなせている時が絶好調で、栗東坂路の追い切りも上々でした。砂被ると危ういので外枠を引いたのも大きなプラス。今回がハマり時だと思います。
キングズガードも、前走1分10秒台という早いタイムの決着で、58kgを背負っていたのはとんでもない不利条件。良く伸びたと思います。
斤量減が単純に条件好転、東京盃と比べてもいい叩きだったと思います。このメンバーでも推定上がり最速、藤岡祐介騎手から見てもいい試走。今回は着順上がるはず。
レッツゴードンキはちょっと過剰人気ですが、ダート走れるようなら。

福島11R
みちのくS
◎5.アマルフィコースト
◎12.エイシンデネブ
▲9.カルヴァリオ
△1.ショウナンアエラ

開幕週らしく、内ラチを通った方がいいのは確かなようですね。ただし、滅法時計の速い馬場でもなく、外回し不利というほどでもなし。
常識的に内を通った方が僅かに有利になる、ぐらいの真っ当なスピード馬場という印象です。距離がギリギリという馬が、丁寧に内を回って一瞬加速をかける、ぐらいの戦法が一番合っている状況でしょう。
アマルフィコーストは、飛節の角度がそもそもおかしくて、いい脚が長続きしないタイプ。今の福島はかなり合っていると思います。騎手の並びを考えても、秋山騎手は一枚上でしょう。
エイシンデネブはこの福島芝1200mで滅法強いロードカナロア産駒。由布院特別の内容が良かったので、あれその通りに乗れれば。
カルヴァリオは背中が強いながら後肢のバネが弱い馬で、小回り向き。本格的に芝1200m路線に乗ってくるのは初めてですが、条件はいいのではないかと思います。

東京11R
アルゼンチン共和国杯
◎2.ノーブルマーズ
○10.ウインテンダネス
△6.パフォーマプロミス
△8.ルックトゥワイス
△7.ムイトオブリガード

ノーブルマーズは、叩き良化型だからという認識なんでしょうか?目黒記念2着→宝塚記念3着、ヴィブロスやサトノダイヤモンド、キセキに先着した馬だというのに人気がなさすぎですね…。いや普通ここからだと思うんですが…。
評価を大幅に下げてしまうほどデキが悪いんでしょうか?そんなことあり得るんですかね?高倉稜騎手は余程マスコミ不評を買っているのかもしれませんね。
ウインテンダネスも、超脚長のスタミナ特化型でこの条件は合っています。京都大賞典は逃げ方がおかしいラップでした。一叩きが今回はプラスになるはず。
六社S組はみな人気になってしまっているので、当日見比べてから。

京都11R
JBCクラシック
◎14.オメガパフューム
○9.ノンコノユメ
▲1.センチュリオン

地方交流重賞でばかり走っている馬が、京都のダートになると怪しい…という考えもあるんですが、それ以上にオメガパフュームの追い切りの動きがいいと感じました。
南部杯で3歳ルヴァンスレーヴが勝ったのも大きな話題ですが、こうも3歳馬が古馬ダートのトップを覆せる状況に差し迫っているのも、ダート路線の高齢化が進み過ぎたからですよね。
別にそこまで大したことないケイティブレイブが無双できているように見えるのも、現6歳世代以上の馬が一時期ブイブイ言わせ過ぎて空洞化しているためでしょう。
そこにちょこっといい性能のある3歳4歳が登場すれば、あっさり逆転できるぐらいにまで上の世代が衰えたんだと思います。サウンドトゥルーはコパノリッキーとともに、本当によく頑張りました。もうそろそろご退場されてもいいですよ。
なのでまあ、普段ならJBCの時点で通用するはずがない3歳馬が、ここで足りてしまう背景を察するかどうかだけです。新しい条件に適合できるエネルギーを持っている馬が、この16頭の中にほぼいないと思うんですけどね。

レース展開も、サンライズソアとケイティブレイブで並ぶ隊列…というわけにいかないと思います。
チャンピオンズカップよろしく、適切なペースが分からない地方騎手や外国人騎手が遮二無二絡んで行くのでは。
テイエムジンソクも捲りに構えるでしょうし、本来は差し馬にとっていいレース展開のはず。

京都12R
JBCレディスクラシック
◎4.ラビットラン
○16.アンジュデジール
▲3.クイーンマンボ
△10.プリンシアコメータ
△2.フォンターナリーリ

レディスクラシックを最後に持ってきたのは、さすがにちょっと失敗なのでは…。
牝馬のダート中距離重賞で勝ち負けできる水準の馬なんて、現実片手で数える程度。総合力で物足りない馬が3分の2ほどいて、指数で測れる範囲で強い馬とそうでない馬との差が大きく、堅い配当になりがちではないかと。
京都のダート1800mで牝馬同士でやるなら、穴の出にくい構図だと思います。

ラビットランは芝で通用している瞬発力を、ダートでそのまま駆使できる、反則技を一つ持っている馬。
調教からして、見るからに芝馬のままの動きですからね。あの抜群の加速感をダートの中距離でそのまま使われたら、他の馬はたまったものじゃない。
さすがにダートの本場、アメリカの一流血統なだけあります。
アンジュデジールとクイーンマンボもそれに似た文脈で、ダート部門でサンデーサイレンスの柔らかみを上手く発揮できた馬。ややもすれば消耗戦ばかりになりやすい条件で、メリハリの効いた脚を使えるタイプ。
これを高いレベルで実現できる馬が、1000万下や準オープン突破すらも怪しいレベルの牝馬で果たして何頭いるのかと。







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