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★本日のメイン

新潟11R
飛翼特別
◎11.アリンナ
○10.ハルク
▲6.ジョーカナチャン
△9.ロックオン
△18.ジュリーハーツ

新潟直線1000mの1000万下クラスなら、54秒5ぐらいは欲しいのが正直な所。それぐらいが良馬場の平均的な決着時計かと思います。
今年の夏新潟の500万下〜1000万下はかなり低調で、レッドラウダが絡んでいたレースは全部イマイチなラップでした。
ホウオウスクラムは外ラチ沿いの枠を引いた強みを生かしても、54秒8ぐらい。
これは1000万下で全く通用せず、500万下に降級するとアッサリ勝った、ソレイユフルールの前走の勝ち時計と一緒です。
今回人気している夏の500万下勝ち馬は、あくまでこの程度…でしかない馬ばかり。人気筆頭のホウオウスクラムは、3歳なのに準オープン好走があるために55kgとキツイ斤量。あまりシャキッとしている馬ではないですし、ちょっと苦しいのでは?
これならば、ハンデ差を生かして何か逆転して欲しい所です。期待は3歳馬、あるいは直線未経験のスピードタイプ。

一度はオープンも勝ったアリンナが、いろいろ条件に恵まれないまま大敗が続き、1000万下まで降りてきました。
立て直して直線競馬に登場してきましたが、適性はあると思います。復活のスピードを示してくれないものか、と思いますが。追い切りはいいんですけどね。
また、1200mだと直線でアッサリ息が切れてしまうハルクやロックオンも、この条件で変わり身を見せそうなタイプ。
ジョーカナチャンも、ダート2連勝している馬なのに、まだ芝を使おうとしている辺り、陣営も可能性を見込んでいる部分があるんでしょう。

京都11R
室町S
◎8.キングズガード
○13.ヴェンジェンス
▲7.ゴールドクイーン
▲2.バイラ 
△5.プルミラコロ

キングズガードは単体だと58kg微妙かなと感じましたが、周りの有力馬がみな斤量重めですね。あんまり軽くしてもらった馬がいないと思います。
この比較ならば、キングズガードが一番強いのでは。京都ダートは本当に安定している馬。
JBCスプリントのための叩きだと表明してはいますが、相手関係を考えるとかなり良い選択になったのではないかと思います。
前回の勝ちっぷりが非常に良かったヴェンジェンスが相手。充実ぶりを確信しているのであれば、ここを勝ってのJBC出走を狙っているはず。

東京11R
富士S
◎18.ジャンダルム
○14.レッドアヴァンセ
▲6.エアスピネル
△17.ヒーズインラブ

どうやら東京競馬場は金曜日にも雨はあまり降らなかったようですね。金曜日発表時点で芝は良馬場。おまけに土曜日も晴れるそうです。
それならば、時計勝負の富士Sでしょう。1分32秒台決着で好走例がある馬は、必ず押さえておきましょう。

ただし、ワントゥワンの履歴を見るに、G3級の馬とG1レベルの馬との格差を考えさせられます。
ワントゥワンはヴィクトリアマイルで勝負にならず完敗、関屋記念でプリモシーンに届かず、京成杯ではぽっと出のミッキーグローリーに追いつけず。
ワントゥワンとロジクライは、斤量を考えて比較するとロジクライがやや上ですが、ワントゥワンの遥か上に3歳世代のクラシックB級馬や、ヴィクトリアマイル上位馬がいるわけです。
重賞を複数回挑戦して勝ちきれない、ロジクライやワントゥワン、あるいはこの2頭とどっこいどっこいの馬よりも、ロジクライより遥かに上の能力を持っている可能性がある馬を評価したい場面。
G2〜G1で勝負になった馬は、必ずケアしておくべき。

となれば、弥生賞3着馬のジャンダルムは、単純に能力が上ではないかと思います。弥生賞ではのちのダービー馬とハナ差、次走皐月賞連対馬に先着。
ダービー出走時は追い切りをかなり加減していました。あれは状態維持が精一杯の様子だったかと思われます。ダービーに出るまで何とかこぎつけたものの…というやつです。
なので立ち直れば、適距離に戻ればと思っていました。武豊騎手が継続騎乗というのも、気持ちが感じられていいですね。
大外枠を引いた不安はあるものの、3歳馬であるがゆえに54kgはだいぶ有利。まともにマイル戦で足りる追走スピードさえ示してくれれば、ここは圧倒する可能性も十分。

また、記録の比較ならば、レッドアヴァンセのヴィクトリアマイルが非常に優秀。追い切りを見る限り、仕上がりは問題ありません。
輸送で体が減らなくなったのが大きな充実要因で、近2走で通用格のレベルをだいぶ上げてきました。追走性能も高いうえに、スピード持久力で上回れるはず。
牡馬56kg牝馬54kg同士=重賞勝ち実績足らずの馬同士で比較するなら、確実に一番強い馬です。
これに、57kgでも地力上位で好仕上がりのエアスピネル。この3頭が勝ち負け候補。
ペルシアンナイトは、59kgはさすがに堪えそう。休み明けも苦手なタイプ。
京成杯組の巻き返しは、あくまで3着争いなら、という見立て。
京成杯で不利を受けて、今回外枠を引いたヒーズインラブは狙いになりそうですが。






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