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【中山7R】
◎7.スピリットソウル
○1.シュバルツリッター
▲9.テンワールドレイナ
注14.ニシノアップルパイ
△16.レジーナドーロ

 時計が掛かる方が良いスピリットソウルにとっては恵みの台風か。前走のようなスローでも決め手には限界がある。4走前が理想的状況過ぎるだけに、そこまで上手く嵌るかどうかはともかく、前走より条件は好転。以下も大体似たようなことが言える馬。枠の順に。


【中山11R】スプリンターズS
◎8.ファインニードル
○11.セイウンコウセイ
▲12.ナックビーナス
注6.ダイメイプリンセス
△3.ワンスインナムーン

 ファインニードルは中心視できるだろう。前走も重馬場で完勝。昨年はスタート後のゴチャ付きで全く力を出せなかったが、中山自体も問題ないし、今年のレース振りを見るに、完成の域に到達した感がある。
 ここ10年良馬場で行われてきたスプリンターズSだが、雨で馬場が悪化した年は、全て逃げた馬が勝っている。かつては強いスプリンターといえば大型の逃げ馬だったので、単に強い馬が勝っているとも言えるのだが、それを再現できる可能性があるとすれば2頭。セイウンコウセイとナックビーナス。セイウンコウセイが昨年逃げなかったのは全くの謎。スローペースで決め手比べをやっても甘いことは十分すぎる程示されていたが。前走はチークピーシズの効果もあったようだし、引き続き逃げの手なら勝ちまで狙えるはず。ナックビーナスは履歴の通り中山巧者。ただ、器用な競馬をしようとして勝ち切れないレースも多かったのだが、前走は逃げたらやたらと強かった。短距離馬として力の出し方が分かっただろうし、それを引き出したモレイラ騎手が継続騎乗できるのもプラス。セイウンコウセイとは脚質が被るだけに、位置取り争いも見物となる。
 夏の上がり馬となると重賞2勝のアレスバローズになるのだろうが、とにかく腰の甘過ぎる馬で、中山はハッキリ言って向いてない。荒れ馬場も得意とは言えず、強調材料に欠く。それならまだダイメイプリンセスの方が中山は向いてる。重の中山で勝っている履歴もあり、時計が掛かるなら食い込める。ワンスインナムーンは逃げ候補のもう一頭として。ただ、昨年の3着は精一杯の結果であり、能力的限界感もある。レッドファルクスはもうピークアウトした感が強い。





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