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★本日のメイン

阪神11R
エニフS
◎14.ディオスコリダー
○5.コウエイエンブレム
△9.ハヤブサマカオ―
△10.アクティブミノル

金曜日の朝の時点で重馬場だったのに、阪神競馬場は金曜から夜通しどころか、土曜日も雨に見舞われるようですね。
おそらくスカッとした高速馬場ではなく、水が浮いたままの不良馬場になるのではないかと。
馬群の後方から行くような馬では厳しいのでは?そして、単純に行ったもの勝ちの状況になるのでは。
古馬オープンクラスで重馬場得意なタイプは大抵先行脚質で、ここはまともな先行馬も単純に少なそうですし、ディオスコリダーとコウエイエンブレムは素直に評価します。
本来逃げ馬キャラのハヤブサマカオ―もクラス慣れして来るでしょう。そしてダートはまだ勝ち負けになっていませんが、アクティブミノルの持ち味がここで急に生きるかも。

リョーノテソーロはだいぶ骨量豊富な筋肉質キャラで、古馬相手だと良馬場限定じゃないですかね。

中山11R
紫苑S
◎8.ランドネ
○1.マウレア
▲11.ハーレムライン
注5.ロサグラウカ
△4.サラス
△14.ノームコア

ランドネはいい馬だと思いますけどね。3歳春のマイル路線でもいい脚一瞬、という競馬ばかりだった関東馬は、みな後肢が短く背が低め。
2000mで距離を持たせられる折合の良さも大事ですが、そもそもの体格がしっかりしているかどうかの部分で、怪しい関東馬が多すぎます。それに比べれば、後肢が長く背腰がしっかりしているランドネは、結構アドバンテージがあると感じますね。

今年は古馬1000万下を勝った3勝馬がおらず、唯一の3勝馬が春のアネモネSを勝ったハーレムラインのみ。
春の実績最上位はマウレアですが、この馬は桜花賞・オークスともに見せ場らしい見せ場をあまり作れず、3歳春は全敗でした。ビッシュやディアドラにはいろいろと劣る性能と言わざるを得ません。
すなわち、重賞昇格後のここ2年と比べて、出走メンバー全体のレベル・差し馬のレベルは低いと言えますね。
おまけにフルゲートにもならず、登録すれば皆通過できました。その16頭の中に1勝馬が4頭も紛れ込んでいます。
展開の圧は過去2年と比べても低いでしょうし、捲ってスローのレース展開を壊せる馬もいません。
何より今年は、マウレアが最内枠を引きました。クイーンC5着の通り、速い流れを追いかけると溜めが効かなくなるタイプなので、途中で仕掛けられない弱みがある馬。この枠ではさすがに無茶もしにくいはず。
最有力視されているマウレアが馬群の内で直線までジッと我慢する流れなら、激流発生→追い込み馬が浮上、となる可能性は著しく低くなるでしょう。
すなわち、今年は差し馬が仕掛け始めるテンポが例年より遅いはずで、先行馬決着が濃厚。精度の高い隊列予想が、結果に直結するはず。

逃げ馬候補のランドネは、上でも触れましたがまともな中距離体型です。
デビューがだいぶ遅くなり、取りこぼしもあったので、オークス出走までだいぶ使い詰めとなってしまいました。オークスはガス欠があったのかもしれません。
しかしあのメンバーでまともな体調で臨むことができれば、掲示板はあった馬なんじゃないか…とは思っています。
だいぶしっかりした背中が印象的で、トビが大きく腰が強いタイプ。中山の急坂も、ほぼ問題ないと思います。スローペースの上がり勝負で踏ん張れますし、今回はレースの質も前有利だと予想しているので。

3勝馬でそもそもの基礎がいいハーレムライン、追い切りの動きが非常に良かったロサグラウカを上位扱いに。
パイオニアバイオは、石橋脩騎手や北村宏司機種を確保できませんでした。追い切りで騎乗した木幡巧也騎手は、バランスを取り損ねているのか直線のフォームが上ずり気味。さすがに苦しいのではないかと思います。








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