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札幌11R
UHB賞
◎9．デアレガーロ
○2．アドマイヤゴッド
▲5．オールインワン
△1．クリーンファンキー
オールインワンを除き10頭中9頭は、函館で1走以上している馬ばかりで、前走の様子も馬体の気配も、函館洋芝適性の度合いもわかっているはず。
となれば、どうしても評価の高い馬と低い馬とで格差が生じますし、よっぽど僅差でない限り逆転のチャンスもないでしょう。
ハンデ戦っぽいように見えて、事実上はハンデ戦らしさもないレース展開になりそう。
デアレガーロは素直に。前走の馬体はキレキレに見えましたね。このコースの成績もよく、実力は重賞級なのに53kg。
55.5kgからなのに54kgではないんですね。これはかなり有利です。モレイラ騎手が乗るなら逆らえないかと…。
とは言え、実際に斤量と能力の比較では、現段階でデアレガーロが抜けているわけではないです。
函館入りすると馬が急に変わるアドマイヤゴッドには期待。前走並みに走ればデアレガーロは凌げるはずなのですが。
オールインワンは洋芝やれるタイプだと思うんですけどもね。自分の形にハマればオープンでも足りる能力はあるんです。
小倉11R
小倉記念
◎11．トリオンフ
○10．サトノクロニクル
▲12．サンマルティン
△3．ストーンウェア
△6．マイネルサージュ
追い切りを見てかなり仕上がりが良い馬を並べましたが、その目線で言うと今年は珍しく配当が堅い年かも。
トリオンフもサトノクロニクルもサンマルティンも、おおよそ小倉大得意だろうと思える馬が全員良いんですよね。
トリオンフは他場だと加速の仕方が上手くハマらず詰めの甘いタイプですが、おそらく直線平坦や捲り競馬で滅法強いタイプなので、小倉はメイショウカイドウと同じレベルで得意かも？
サトノクロニクルは、小倉が良いというよりは素晴らしい出来です。池江厩舎ですし、このレースに合うタイプに寄せてくる可能性も高いので。
サンマルティンは言うことなし。昨年の2着の内容を見れば、コース適性高いのは明白。
ストーンウェアとマイネルサージュに期待はあるんですけれども、もう少し展開が大崩れして4コーナーで進出しやすいバラけ方をしないと、間に合わなさそうです。
新潟11R
レパードS
◎4．ドンフォルティス
○14．グレートタイム
▲8．プロスパラスデイズ
▲9．エングローサー
真剣に予想をすれば穴馬が紛れるチャンスも見えてくるレースなんですけど、実際にレースを始めると、隊列の紛れというのはほとんど起こりません。
厳しいペースで進んで直線に向くころには、格上のレース経験が足りずここで初めてキツイ競馬を強いられた馬が、我慢できずアッサリ止まってしまいます。
重賞レースを2度3度経験している馬が、相対的に浮上しやすく、結局は人気＝実績上位＝オープン以上好走歴持ちが生き残るんですよね。
なのでこのレパードSで配当が辛いのは、仕方ないと考えるべき。
ドンフォルティスとグレートタイムはどちらもスタミナは問題なし、この夏場で体調を崩していないかに注意するだけでしょう。
そして突っ込んでくる可能性は、1800mの記録がいいプロスパラスデイズと、芝・ダートでも重賞好走経験がありダートで大崩れしていないエングローサーに期待。
プロスパラスデイズは、まだ転厩したばかりで水に慣れてない時のユニコーンS出走でしたから、度外視は可能でしょう。
1800mで捲るように動いて好時計を出すタイプですから、内枠で抑えて競馬をしても味がなかった、という解釈もできます。実際は休み明け激走の反動だったと思いますが。
体格は結構良く見せてポテンシャルも高いと思うので、評価はしたいですね。
そしてエングローサーは、ダートに挑戦したのがついこの間。まだここが4走目です。
かなり後肢が細く直飛節なので、ひ弱さは確かにありますが、ダートで我慢できる頑丈さとスタミナがあるのは確か。前走もグレートタイムの2着を脅かす末脚を見せたのを忘れてはなりません。
ビッグスモーキーの主張がかなり激しければ、差し込むチャンスも増えるでしょう。何よりこの馬、追い込み一手だと決めつけない方がいいのでは。距離延長でポジションを押し上げる可能性もあるはず。
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