ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

函館11R
マリーンS
◎10．ユラノト
○4．ディアデルレイ
▲12．ハイランドピーク
▲13．サンライズメジャー

同じ函館ダート1700mオープンの大沼Sと比べて、明らかにメンバーは強化されてきている印象です。
大沼Sを勝ったリーゼントロックはIDMトップに立つわけでもなく、今回も人気は甘め。
別路線の準オープン勝ち馬ユラノトの方が、IDMで上回るというぐらい。

ユラノトは強いと思いますよ。
前回は距離短いのではないかと評価を下げましたが、あっさり対応してくれましたね。準オープンでは断然力上位のよう。
体格も中距離体型、ダート1700ｍは2戦2勝。もうちょっと上を目指せる馬だと思います。
そしてまじめに考えているのが、ヨシオよりもディアデルレイの逃げの方が強いのではないか？ということ。
この馬はダート1800mは特定の形にならないと苦手だと思いますし、1700m以下の方が成績は良い馬。福島民友カップはだいぶ強い内容だったと思うんですよね。展開図通り、後ろをリードしながら逃げられれば。
ハイランドピークは横山和生騎手なのが唯一最大の弱点。それならダートに転向しても大崩れしていないサンライズメジャーを。

中京11R
プロキオンS
◎6．インカンテーション
○10．ダノングッド
▲8．ドライヴナイト
△7．キングズガード
△12．ブラゾンドゥリス

中京はまたさらに雨が降って、芝もダートも不良馬場に替わってしまいました。
水が浮くかどうかはわかりませんが、水が浸みてかなりの高速馬場になることは間違いないはず。
そしてスピード優勢の馬場なら、1分22秒台どころか、レコード更新すらあり得ます。
おまけに逃げ専タイプがやたらと出揃い、先行脚質の馬が4分の3を占める程。昨年はメンバーも一息で、決着時計も1分22秒9でしたが、1秒は速くなりそうですね。

単純にこれまでダート1400mの履歴がなく戸惑わないか心配ですが、それでもインカンテーションが勝ちきる可能性は高いと思います。
フェブラリーSの道中ラップを見れば、この水準のスピード持久戦にも対応できそうですし。
脚抜き良い馬場は得意、重賞6勝馬がたった57kg程度で出られる強みは大きいでしょう。
その他は、馬場も特殊でメンバーも偏っているので、差す馬に流れが向くと読みます。
ダノングッド、ドライヴナイト、ブラゾンドゥリスはそれぞれ中京ダート1400mが得意だったり、重馬場が滅法上手だったり、ダート1400mが得意な差し馬という部分で選べます。
誰か上手くいった馬が伸びてくるという決着になるのでは。

福島11R
七夕賞
◎2．キンショーユキヒメ
◎11．マイネルミラノ
▲7．ワンブレスアウェイ
▲6．サーブルオール

本来ならサマー2000シリーズを見据えて、ゆとりのあるローテーションながら勝負騎手を配している関西馬を評価したいのですが、ちょっと今年はそこまで期待できそうな馬がいませんね。
例年と比べて頭数も少なく、使い詰めで上がり目どうなの？というタイプしかおらず、大半が高齢馬です。
馬場も湿って忙しい競馬にはなりにくそうですし、だいぶ淡泊な流れになると見て良いのでは。
メンバーが弱い時の予想に切り替えた方が良さそうです。

ハービンジャー産駒の福島、戸崎騎手、55kgなどの要素から雰囲気だけで1番人気になってしまうサーブルオールは、強い武器がないのに期待値過剰でしょう。いや確かに良い馬なのですが…。
今回強い要素がある馬を評価するなら、単騎逃げ濃厚なマイネルミラノや、福島や夏場が滅法得意そうなキンショーユキヒメに思えました。
マイネルミラノは能力こそ確かに衰えてきていますが、体つきは問題なし。
今回は絶不調のマイネルミラノを2番手に従えて、単騎逃げで楽に行けてもおかしくありません。というか行けるでしょう。
マイネル関連の勝負馬に田辺騎手が乗るのも珍しいのですが、この馬実は丹内騎手や柴田大知騎手と合っていないのでは…とは思うフシがありました。
ステイゴールド産駒も土曜福島で良かったですし、湿り気のある馬場でなら。
キンショーユキヒメは追い切りがかなり良かったです。
牡馬相手でもパワー負けしない500kg超え大型馬で腹ボテ体型。連勝したのが夏場でしたし、汗をかく夏場の方がいいのかもしれません。
上がり性能に限界はあるので、福島コースは確かに良さそう。渋る馬場が残れば。
ワンブレスアウェイも、調教でやたら舌越しする癖が残ったままなのですが、追い切りの動きは良くなってきました。
スランプから脱したことが重要なタイプですし、好走して53kg維持されたまま。今回の能力差ならチャンスがあるのではと。

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