スタッフコラム一覧へ戻る



福島パドックにもとうとうミストシャワーが導入されましたね。福島からは夏負けがもうなくなるのかも?
★本日のメイン

函館11R
巴賞
◎4.マイネルハニー
○5.ナイトオブナイツ
▲1.アングライフェン
△7.アストラエンブレム

ナスノセイカンやブレスジャーニーのような左回り専用馬でも、陣営に遠征したいと思わせるぐらい、そうとうレベルが低く見えるレースのようで。
しかし、オープンの相手で馬場が渋り、同型不在というのであれば、58kgでもさすがにマイネルハニーでしょう。
状態さえまともなら…というのはありますが、腹ボテ体型ながらもとより鉄砲は走れるタイプ。まあここは信じます。

アストラエンブレムも、去勢明けからまともに競馬をしているのか気配が分かりにくいですし、悩みどころ。
北海道を2連勝したことのある、ナイトオブナイツが筋でしょうか。昨年巴賞で2着したアングライフェンも、そこまでマイナス材料はないはず。

中京11R
CBC賞
◎16.ペイシャフェリシタ
○12.ダイメイフジ
▲8.アレスバローズ
△7.ダイメイプリンセス
△10.ナガラフラワー
△14.フミノムーン

中京開催が開幕しましたが、中京の芝は典型的な開幕週らしい高速決着となっているものの、差し追い込みがバンバン届くようですね。
おまけに土曜日は、8枠が全レースで連対。馬群の大外を回ってもスピードが落ちない、というか、内を回った方が減速するという特殊な状況になっているようです。
今回のCBC賞は、57kg不在で58kgが10歳馬1頭のみ、オープンも満足に勝てない56kg以下ばかり。
トラックバイアスの影響をモロに受ける程度の能力の馬しかいないはず。
8枠に入っている推定上がり最速馬、ペイシャフェリシタでいいのでは。同じ考えの人が相当に多そうですけど。

この馬が優秀だったのは、前走の春雷Sよりも、4走前の浜松S。
軽量52kgだったのは確かですが、1分7秒6という好時計での走破で、かなりパフォーマンスを出せる短距離差し馬ということを証明しました。
もちろんここで推奨できる根拠は、馬場の偏りにかなり上手くハマるタイプだろうというのが大きいのですが…。
結構腰が躍る歩様をする馬なので、単体で見ると不安は不安ですが、ここは推せる場面。
ダイメイフジは明らかに高速決着濃厚という場面で、そこまで持ち時計がないのが心配。本質的には1400m向きのタイプでしょうね。
ナガラフラワー、フミノムーン辺りまでケアしておいた方がいいと思います。

ちゃんとした短距離馬血統なのに、性能に頭打ちの様子が見られるアサクサゲンキは下げます。

福島11R
ラジオNIKKEI賞
▲3.キューグレーダー
▲1.ロードアクシス
▲13.グレンガリー

一昨年のゼーヴィントや昨年のセダブリランテスはキッチリ勝ってくれましたが、まだ馬体が良い=勝ちにすぐつながるとは言いにくいレースだと考えています。
なんせ福島の1800mのハンデ戦で、展開も半端に荒れます。良いと思った馬でも流れが合わない可能性の方が高く、性能が低いと思われる馬が黙っていただけで恵まれることもある条件。
開幕週のレースなのに、5年続けて追い込み馬が紛れ込んでいることを見ても、展開の計算は立たないものと思った方がいいです。

小回りで機敏なコーナーワークをして、短い直線でキュッと加速できるタイプとして期待しているのが、キューグレーダーとロードアクシス。
キューグレーダーは過去2年このラジオNIKKEI賞を制しているシルクレーシング。今年は成績が地味なのでこの人気ですが、底は見せていませんし、53kgと他より1kg軽いです。体型も短距離という方ではないでしょう。
ロードアクシスは2走前に福島中距離のバテ合いラップを経験している馬。昨年も激走したブレイクランアウト産駒で、腰がバッチリ決まっているのにバネが全くないタイプ。こういうレースでこそ、という面はありますね。
グレンガリーも、どちらかというと小回り向きのタイプだと思っています。

フィエールマンは、まだ出遅れ癖が抜けず、捲りで動くタイプなので、単純に昇級戦で人気し過ぎというのは嫌いたい要素。
前走よりも馬体が遥かに良くなってくればいいのですが…。
イェッツトは適性はあるでしょうし地力もあるのですが、鞍上がラジオNIKKEI賞と相性悪すぎ。ここでもフィエールマン相手に外を動いて勝ちに行きそうで…。そういうタイプじゃないんですが、という乗り方をしそう。






スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||