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【福島8R】
◎13.マイネルネッツ
○15.プレゼンス
▲4.オウケンスターダム
注14.フロリアヌス

 土曜の結果からは、ダートは軽そうということは言える。素直に時計上位を選ぶとマイネルネッツ一択になる。6歳馬だが、他が指数で50すら超えない馬ばかりのメンバーなら。プレゼンスのダート戻りは当然評価。課題は時計を詰められるかどうかだが、このメンバーで45秒台まで想定しなくてもいいだろう。逆に、さらなる性能の更新を期待するなら3歳馬しかない。1700mが初のフロリアヌスは注意。オウケンスターダムは単に適性を示している1700mで見直しは可能。


【福島10R】さくらんぼ特別
◎6.トウカイパシオン
◎9.カイザーメランジェ

 初芝になるが、トウカイパシオンは単にスピードがあるし、ダート馬の視点で見ると馬体重の通り非力さが気になる馬。今の時計の出る芝ならむしろ好都合だろう。もう一頭。カイザーメランジェは短距離馬。適当なレースが無かったのか何なのかは知らないが、1800mに出そうという判断は理解しかねる。当然ベストの距離で見直す手。


【福島11R】ラジオNIKKEI賞
◎10.イェッツト
○2.メイショウテッコン
▲1.ロードアクシス
注6.フィエールマン
△3.キューグレーダー

 良い馬はだいたいこれまでに良い成績を残しているので、ハンデを背負わされる羽目になるため、良い馬を選んでも当たらないことで有名なレース。そういう意味では、意思を捻じ曲げてでも、少しズレたところから入って良いレースでもある。ただ、今年のプリンシパルS上位馬はなかなかレベルが高かった。僅差の競馬をしているのに、1勝馬であるがゆえに54kgで済んでいるイェッツトがベターな選択肢なのではないか。プリンシパルSでも走ったが、基本は小回り向きの小足があるタイプ。デビューしたころは硬さが目立っていたが、それも前走はこの馬にしては少し柔らか味を感じた。良い傾向だと思う。ハンデに加えて適性も加味し、さらに馬場も考えるとロードアクシスは面白い存在だと思う。穴候補として。

 3勝しているメイショウテッコンはハンデだけがカギだと思う。スタミナもありそうで、前走の時計も良い。能力は申し分ないはずだ。フィエールマンも単純に素質のある馬だとは思っているが、馬体的にはまだ未完成。体質が弱い血統のようで、間隔が空くのは仕方がないのかもしれないが、他馬に比べて鍛えられていない分、格上げ、相手強化で壁に当たる可能性は高くなる。キューグレーダーは中山1800mでも勝っているが、土曜の芝で好走していたタイプを参照すると体の硬さが気になる。53kgは魅力だが適性はやや劣る印象を持った。





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