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★本日のメイン

京都10R
安土城S
◎1.モズアスコット
▲3.ボンセルヴィーソ
▲4.アポロノシンザン
△2.ダイメイフジ
△6.コウエイタケル
△12.トウショウピスト

京都の芝はDコースになって馬場状態絶好、断然前有利状況。前半33秒7ぐらいで行っても平均ペースです。
ということで内枠を引いた逃げ馬がカギでしょう。
モズアスコットは文句なしの強力馬なので説明不要、京都の外回りは直線で内がバラけやすいので詰まることもおそらくないのでは。
そして、前走のパドックで復調気配を感じたボンセルヴィーソが一番のポイントだと思っています。
アポロノシンザンは夏馬タイプですが、まだベストではないかも…。内から張られたら譲るタイプ。
昨年このレースで2着、大敗続きから急に巻き返すタイプのトウショウピストも注意。

東京10R
日本ダービー
◎15.ステルヴィオ
○16.ジェネラーレウーノ
▲5.キタノコマンドール
△6.ゴーフォザサミット
△12.エポカドーロ

今年はおのおのの馬に何かしら不安材料があり、一長一短というメンバーでしょう。
ダノンプレミアムにしても、ダービーに向けて大きく順調さを欠いた、当日馬体と足元を見なければ信用できないという馬を評価したくはないですね。
ブラストワンピースも、過去のダービー馬ではちょっとあり得ないタイプの馬体重で出るそうで、激しいペースの経験がありません。
・ダービー連対過去20年の最高馬体重がシンボリクリスエスの520kg
またもや大荒れで決着した皐月賞も、2分を超える時計というのは、あんまりダービーに直結しない内容。ネオユニヴァース以外は2分を超えた皐月賞馬のダービー制覇はなし。
おまけにエポカドーロは、どういう調整なのか直前追いきりは15−15ですから、皐月賞以上というのは期待できないかも…。

しかし皐月賞のレース内容が物足りないと思えた場合でも、毎年ダービーでは皐月賞掲示板入線馬が必ず1頭連対します。
それだけ、世代の頂点クラスの馬が集ったレースでしのぎを削った経験というものは大きい価値があり、実際にダービーまでに体を作り替える時間があれば、さらに上を目指せるということ。
なので、皐月賞が目一杯で展開も上手くいったエポカドーロとサンリヴァルはともかく、皐月賞の流れが合わなかった上位好走馬で、上昇余地があるという馬は、大きなチャンスが巡ってきているはずです。
ジェネラーレウーノとステルヴィオの重賞勝ち含む3勝馬、そして皐月賞で大幅体重増だったキタノコマンドールはかなり期待が高いです。

ステルヴィオは、皐月賞はやっぱり下げ過ぎただけ、マークしすぎて序盤慎重にしすぎただけかと思います。
ルメール騎手自身、そもそも中山コースのG1がそれほど得意ではなく、皐月賞は過去4度出走して全部人気以下。
その4度の皐月賞をルメール騎手目線で見直しても、あんまり冴えた騎乗をした印象はありません。むしろ皐月賞に限って下手ですよね?
しかしルメール騎手は3歳世代限定戦だとダービーに目標を置いているのか、皐月賞で騎乗イマイチだった馬にダービー連続騎乗となると、サトノクラウン、サトノダイヤモンド、そして昨年レイデオロしかり、必ず巻き返しているんです。
実際東京2400mの方が得意ということもあるでしょうが、それ以上にルメール騎手が連続騎乗確約前提で騎乗しているため、皐月賞が捨てレースでもいい意識があるのかもしれません。
なので馬を贔屓している目線からすると、ルメール騎手の皐月賞は思った以上に下手を打って負ける印象ですし、ダービーは魔法でもかかるのかと思うぐらい目を引く末脚で伸びます。
それを今年は信じてみようと思います。
ステルヴィオは加速性能を分析すると確かに皐月賞でも距離が長いの??というラスト50mの止まり方でしたが、あのレースを馬鹿正直に受け止めることはせず、あれも脚を測ってのものだと割り切ります。
今年はゴール寸前まで圧倒する馬が出現しない混戦のはずですし、そこで学習した効果が何か出ると見ます。
ステルヴィオ自身は細身だったものが春になってグンとボリュームが出て、明らかに変わってきた印象がありますし、ロードカナロア産駒は2400mでも大丈夫とオークスで示しました。
勢いのある新種牡馬は、世間の方がすぐ距離適性を規定したがるものですが、その想像を超える想定しえない爆発力を示す時もあるでしょう。

ジェネラーレウーノは皐月賞を京成杯からのぶっつけで激走した形。もちろん中山2000mを2度勝った経験があってのもの。
しかし、本当に馬体が充実していましたし、この中間は前走よりも追切の内容がさらに良いです。
エイシンフラッシュが京成杯→皐月賞3着からダービーを制しましたが、やはり本来京成杯から皐月賞というのは難しいローテーションのはずで、良いルートではありません。
ローテーションの不利と厳しいレース展開を克服して3着に残ったと考えれば、適性は別として今回は単純に上昇ばかりと見ていいはず。
キタノコマンドールは、皐月賞は明らかに余裕あり。皐月賞はそもそも大幅体重増は全部消しでいいレース。
ダービーのための権利獲得の確率が高い戦略できちんと5着に入線したのが見事。理想的ローテーションで臨めます。
池江泰寿厩舎は、基本的にダービーぶっつけは良しとせず、半端な仕上がりでも皐月賞を使いがち。しかも大連勝でダービーに臨むことにあんまり価値を見出していません。それだけ厳しいレースの経験の価値が高いと実感しているためでしょう。
皐月賞と平行線なら明らかに物足りないと見切りますが、ちょっと想像以上のキタノコマンドールが出てくる可能性が十分にあるので、これは評価しておきます。
それにこの馬は最後方待機一辺倒のキャラではありません。デムーロ騎手からしても、自在に操れるのであれば他馬に対してカードを隠している強みもあります。

ダノンプレミアムやブラストワンピースが勝ち負けするにしても、この皐月賞3〜5着馬が連対圏に混じるはずと予想します。
レース展開はダノンプレミアムの注目度次第。
陣営は万全と主張しているようですが、それならばオークスのラッキーライラックが受けたマークのようになるはず。
ダノンプレミアムが体調物足りないという情報が出回り、他の馬が1番人気になるようなら、むしろダノンプレミアムに対する包囲網が甘くなりそうで、そちらの方が楽なのではと感じます。
ダノンプレミアムが1倍台〜2倍台前半ならば、それは他の馬が無理してでも自滅覚悟でも負かさないといけない存在になります。むしろかなりタフな展開になると思いますね。

東京12R
目黒記念
◎8.パフォーマプロミス
〇16.ポポカテペトル
▲3.ウインテンダネス
△1.ホウオウドリーム
△11.ソールインパクト
△13.コウキチョウサン
△14.フェイムゲーム

休み明けになりますが、パフォーマプロミスはかなりちゃんとした馬だと思いますね。
この開催は馬場状態絶好で、相当速い時計で走る性能が必要ですが、それも足りている馬だと思います。
ウインテンダネスはその適性は確実にあるのですが、どうも中間の追い切りが甘くて…。前走のパフォーマンスは陣営からしても想定外なのか、仕方なく目黒記念に出てきたという体ですね。これで前走以上はなさそうな感じが…。
ずっと追いきりでとぼけていた馬が、今シーズンになって確実に集中するようになってきたポポカテペトルの方が、上昇度は大きいと思います。






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