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京都11R
葵S
◎14．トゥラヴェスーラ
〇8．オジョーノキセキ
▲13．タイセイプライド
△2．アサクサゲンキ
△10．アンヴァル
△12．ウィズ
今年から重賞に昇格するようになった葵Sですが、こうしてメンバーが出揃ってみると、思った以上に気が勝った先行タイプが出揃いました。ざっくり見て、どの馬も逃げ〜3番手以内で押し通す競馬しかしていません。
この時期の先行馬は、やはり単純に若いということでしょう。
レース経験が少ないまま、スピード性能に任せた競馬で突進することしか知らないタイプばかり。
中距離重賞の方は皐月賞を過ぎてもうダービーまで始まろうかというシーズンなのに、短距離路線は2〜3勝を挙げた馬を集めても、「馬群で折り合うのが下手」「差すのが下手」というタイプばかりです。
以前の葵Sは、頭数が少なめ有力馬皆無、メンバー自体もまあ知れている番組。京都1200mのコースレイアウトからして、単純に当日行き切った馬が有利なだけの淡泊なレースでした。
しかし重賞に昇格して賞金を積むようになると、短い距離をスピードに任せて押し切るしかない淡泊な馬が、8割集まったというのが、今年のメンバーでしょう。
どの馬も前に馬を置いて競馬をするとリズムが崩れます。しかも同型でかち合いますよね当然。
すなわち今年は、重賞に昇格させたことで、以前のオープン時期とはレースの質が変わる年だと考えます。
さすがにこのメンバーになると、馬群の中で折り合いをつけられて、消耗せずに末脚を引き出せるタイプが有利。
馬体的に抜群の短距離馬として完成されておらず、そこまで目立つ存在ではなかったとしても、短距離で差して勝つことを過去の履歴の中で「他の馬より先に覚えた馬」が有利なのは間違いありません。
今回の狙いは、トゥラヴェスーラ。
重賞未経験ではあるんですが、2列目よりも後ろから差す競馬をして短距離で大崩れがなく、速い時計の決着で2度好走している強みがあります。
まだ馬体重の変動が激しく体の形が決まっておらず、そこまで良い馬ではないものの、アサクサゲンキやアンヴァルなどよりもいい経験をしてきたということです。
そしてオジョーノキセキも、マーガレットSで好走している通り、控えて脚を使う競馬を経験している強みがあります。これも上位評価。
東京11R
欅S
◎3．サンライズノヴァ
〇9．ブライトンロック
△14．ダノングッド
△15．ブルミラコロ
△11．アキトクレッセント
東京ダート1400mの良馬場は、全国の中で一番追い込みが決まるコース。
過去に東京ダートオープンで好走している馬が結構集まっており、なかなか骨っぽいメンバーとなりましたが、この欅Sで前走マイル以上の組と前走1400mの馬とで争ったら、ほぼ毎回と言っていいほどマイル以上の距離からの差し馬が勝っているレースです。
ドリームキラリとベストマッチョがやり合い、レッドゲルニカやルグランフリソンも参戦してくるとなれば、さすがに先行馬の残り目はないでしょう。見るべきは馬群の外からの追い込みだけ。
まずはまた内枠を引きましたが、サンライズノヴァからでいいはず。
そして脚の回転の速い追い込み脚質なので、おそらく距離を克服できると見ているブライトンロックに注目しています。
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