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【東京６Ｒ】
◎11．トーセンリラ
○７．ジャスパーウィン
▲13．スーパーアキラ
△５．アメリカンファクト
△５．エングローサー

　トーセンリラは1200ｍが合っているわけではなく、むしろ距離適性としては1400ｍの方が向いている体型。スピードはあるので、逃げれば初ダートの時にでも勝てたはずだが、そこで行かせなかったことが今回の延長に活きてくる。ジャスパーウィンの狙い時は明らか前走だったが、適距離で鞍上強化。引き続き注目。気にしてみたいのはスーパーアキラ。逃げるべき馬なのは明らか。外枠からスムーズに行ければ。


【東京11Ｒ】ヴィクトリアマイル
◎10．アエロリット
○16．リスグラシュー
▲５．レーヌミノル
△９．ソウルスターリング
△２．ミスパンテール

　メイン頃に雨が降り出す予報だが、その時間なら馬場への影響はほぼ考えなくていいだろう。土曜から引き続き高速馬場の想定で良いはずで、そうなると当然31秒台の決着は考えなければいけない。しかし、阪神牝馬Ｓを始め、馬柱の近い所の履歴がとにかくスローで時計平凡な決着ばかり。果たしてそんな履歴が役に立つのか甚だ疑問。
　まずアエロリットは最有力。ＮＨＫマイルＣの勝ち方も強かったし、前回の内容も言うことはない。本来なら、これに続く評価にしたいのはレーヌミノルとソウルスターリングなのだが、どちらも復調しているのかしていないのか。レーヌミノルはオーシャンＳで見た印象だと、すっかり筋肉量が落ちてしまって、この馬の良さが消えていた。ソウルスターリングもまるでロックディスタウンのように掛かり癖が付いてしまって、前走もほぼ見せ場なし。レーヌミノルはいくらか見せ場を作れていたので、こちらは上位に置いてみたい。
　リスグラシューはマイルで一切崩れが無いのは立派だし、東京マイルの適性も認められるが、ＯＰ特別ですら取りこぼすサトノアレスに勝ったところで、どれほどの評価になるのか。レーヌミノルやソウルスターリングの状態が怪しいのであれば、相対的に上の方になる、という扱い。ただ、ハーツクライ産駒というところは気掛かりではある。ヌーヴォレコルトが高速決着に対応できず、大波乱となった15年は忘れてはいけないだろう。リスグラシュー自身、目立つ時計は示していない。
　リピーターの目立つレースではあるが、やはり昨年の時計は遅い。稍重とはいえ、あわや34秒台になろうかという決着はハッキリ低レベル戦だったと言うべきだろう。アドマイヤリードを始め、スローでキレる脚は使えるが、時計は示せていない、という馬が多すぎる。そういう意味で、ペースが流れて力勝負になった方が分かりやすい決着になりそうなメンバー。一方、スローで時計が要らないという状況になったら何が来ても驚けない。


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