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【東京3R】
◎2.ワイルドリーク

 約4秒負けても人気が落ちない辺り、最近の配当の辛さを感じる。砂を被って全然だった前走からは芝替わりでと考えるのは当然か。


【東京11R】NHKマイルC
◎5.プリモシーン
○3.テトラドラクマ
注7.タワーオブロンドン
注10.バスクアメリカーナ
注17.レッドヴェイロン
▲14.デルタバローズ

 かなり時計が出やすい状況なので、やはり持ち時計上位から選ぶ形になると思う。すると、アーリントンC組にクイーンC勝ちのテトラドラクマ、辛うじてケイアイノーテック。そこが1分33秒台を持っているのだが、おそらく32秒台の決着になるのではないか。そのくらい馬場が速い。つまり、もう一つ時計を更新できる可能性を探らなければならない。そういう意味では、馬場やレース内容からアーリントンC組には少しだけ不安を感じている。おそらくだが、アーリントンC時の阪神と、今の府中は、速い時計が出るというのは共通でも馬場が違うと思う。硬い馬場か、純粋な軽い馬場か。いずれにしても、時計対応を示しているという部分は評価しておく。さらに付け加えるなら、タワーオブロンドンは本来1400m以下向きの短距離馬だと思っている。どうしてもレースが無いので、マイルで頑張らざるを得ないのは仕方がないが、朝日杯FS3着からも、この世代としては上位に置いておかなければいけないのだろう。

 今年も、という気はするが、注目は牝馬2頭。テトラドラクマはクイーンCの内容も時計も良く、間隔が開いたことを除けば、上位評価できる一頭。ただ、テトラドラクマに未勝利、フェアリーSで2回とも勝っているのがプリモシーン。フェアリーSはテトラドラクマが外枠だった不利はあるし、中山があまり向いていないという言い訳も可能だが、単純にプリモシーンの方がテトラドラクマより強いだろう。桜花賞は消化不良に終わってしまったし、スムーズに走れていればこの馬も33秒台は記録できていた。もちろん東京でも全く問題はなく、むしろ輸送がない分、桜花賞よりもプラスが大きいはずだ。

 ここに付け加えたい馬としてデルタバローズを。履歴からは時計対応がどうなのかというのは確かにあるが、京成杯大敗で無駄に人気を落としていただけで、前走は激走ではない。完全に外・追い込み決着だったNZTで内から入着できたのは評価していい。むしろ、本来マイルGTにおいては、切れ味やらよりもゴリ押せる体力は重視したい項目。

 別路線扱いになるギベオンは悩ましい存在。馬自体は悪くないと思うが、土曜までの3歳牡馬を見て来て、今年の牡馬クラシック路線のレベルにやや疑問を持ち始めている。毎日杯で僅差3着だったインディチャンプがアーリントンCで4着に負けているように、指数通り、毎日杯のレベルが特に高かったわけでもないし、ここに入れてスピード上位とは言えない。だったら素直にアーリントンC組を取った方が良いだろう、という結論。





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