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★本日のメイン

福島11R
福島中央テレビ杯
◎11．ポップオーヴァー
▲15．ヤマニンマンドール
△10．シェルブラン
△14.ショウナンアエラ
△7．サトノフラム

開幕週の吾妻小富士賞とは1週目と3週目で馬場傾向が全く違うためか、吾妻小富士賞で好走した馬がことごとく合わないのがこのレース。
レーヴムーンもレースぶりを見ていると、どうも福島下手に見えますね…。時計の掛かる芝ももともと苦にしている上に、コーナーで加速がつかないようで。
なので期待は別路線組。特に、速い時計の馬場が苦手で、時計の掛かる芝なら何とかできる馬には注目でしょう。

ポップオーヴァーは6歳馬になりますが、レース数をあまり使っていないためにまだフレッシュな状態にあると感じます。
前走の周防灘特別は、行った行ったの決着で1分7秒台という、これはこれで酷く極端なレースでしたが、馬群の中で目の前がズラッと壁。外にも避けられず一切追い出せないままゴールという内容でした。
馬群の外を伸び伸び回って良いタイプで、この枠も差し有利馬場もプラス。過去に1分10秒台で勝ったこともあり、そこまで小倉適性が高い方ではないでしょう。
ヤマニンマンドールも、前走は内で詰まり、今回は外枠＋鞍上交替。

京都11R
マイラーズC
◎8．ロジクライ
◎9．モズアスコット
▲4．エアスピネル
▲5．サングレーザー

今季勢いのある4歳5歳馬に期待したいです。
マイル路線で良い所を見せたヤングマンパワーやダッシングブレイズももう6歳、ガリバルディは7歳です。
そこまで能力が急に落ちないタイプですけれども、近走充実ぶりを見せている若い馬がどんどん出てくるようだと、さすがに順番は回ってきません。
ロジクライもモズアスコットも、それなりに難点はあるもののかなり強い方でしょう。
それでいてエアスピネルとサングレーザーのハードルは高く、京都の芝は外差しが決まるのに全体時計も例年通りやや速め。
好走に制限が付く高齢馬では、穴にならないと感じました。

東京11R
◎4．サトノワルキューレ
▲3．ウスベニノキミ
▲5．ノーブルカリナン
△16．ノームコア
△12．レッドベルローズ

3歳牝馬クラシック路線の中で、桜花賞を勝ち負けできる水準の運動神経を持つ馬ならともかく、昇級するとすぐ土がつくレベルの牝馬であれば、1600mから2000mに距離を延ばすのはだいぶしんどい過程なのです。
それぞれ決め手を使えるようになる素養も全然違いますし、やはり体格はあった方がいいです。
あるいは、そもそも陣営が「マイルには向いてない」と判断している馬の方がベターでしょう。
サトノワルキューレはゆきやなぎ賞が内容としては特に優秀なのですが、1800m新馬を勝った後に2400mに出走している、陣営のその路線選択こそがスタミナ適性を示していると思います。
ウスベニノキミは1800mで負けていて勝ったのが2000m。ノーブルカリナンは新潟のマイル戦で先行して差し比べで負けたのに、次に使うレースが1800mです。レベルの低いエルフィンSで2着に飛び込めましたが、次走にフラワーCを使うと。
相手が弱い所を探って仕方なく中距離を使うのではなく、こういうタイプだと認めて中距離のレースに出していることが大事。
なのでサラキアとオハナはまず軽視します。マイルでキレすぎだと思うので。

そして、パドックで見ている限り、レッドベルローズでは物足りなさがあり、ノームコアも良い馬なのですが関西馬相手には厳しいのかな、という実感があります。オハナは無理ですね…。
今年の3歳牝馬クラシック戦線は、ちょっと関東馬は通用しないんじゃないか。そんな気がしてなりません。
関東の人気馬を推すよりも、関西の穴馬を探すのに注力した方がいいでしょう。


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