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【中山2R】
◎6.カフェアトラス
○2.ムーンケリー

 中山で時計も詰め安定しているカフェアトラスは中心視できると思う。あまりスピードのあるタイプではないが、ここは他も似たようなもの。ベルクカッツェの前走時計は悪くなさそうだが、中山で負けているし、そもそも大型の割にトモが甘くてスピードも機動力もない。スローなら誤魔化して脚を使えるが、消耗戦になって良いタイプかとなると怪しい。それよりは一度使って上向いたムーンケリーに注目したい。57秒台は今の未勝利なら上位争いになる。


【中山8R】
▲2.ノーザンライアン
▲14.スピリットソウル

 控えめに言って、かなり酷いメンバーだと思う。このクラスで勝負になっていない馬ばかり。数少ない降級馬も1年以上圏内なし。まともに予想すれば全馬消しになるレベル。その中でアイデアを出すなら、変わり身を見せられるかどうかだろう。芝に戻してのノーザンライアン、転厩のスピリットソウル。この辺に期待するほかない。奇しくも2頭とも天栄帰り。こういうシーンでこそ使える材料であってほしい。


【中山11R】中山グランドジャンプ
◎6.オジュウチョウサン
○9.アップトゥデイト
▲3.ニホンピロバロン
注4.マイネルクロップ

 オジュウチョウサンに隙があるとしたら、中山大障害からぶっつけになったということくらいだが、オジュウチョウサンは休み明けも全く苦にしない。中心視は揺るがない。中山大障害で、オジュウチョウサンに勝つにはこれしかない、という競馬でも負けてしまったアップトゥデイトの逆転は簡単ではないだろう。むしろ割って入るなら別路線組。ペガサスJSは屈腱炎明けで1年以上振りとなったニホンピロバロン。馬体も太かったのは間違いないが、さすがの性能を見せた。気になる点と言えば、やはり屈腱炎持ちということと、いわゆる2走ボケ。2走ボケは体は出来上がっていないのに、激走「してしまった」馬が2戦目でガタッと来るケース。ただ、オジュウチョウサンにもアップトゥデイトにも勝ったことがある数少ない馬だという点は評価に値する。中山でならという条件付きではあるが、マイネルクロップも注意したい。太めには見せるが、それは昔からで体型的なもの。背丈の高さは現役屈指で、中山障害の適性は間違いなく高い。あとはスピードにどの程度対応できるのかが鍵。あまり配当が期待できるレースではないと思うが、去年の大障害のような熱いレースを期待したい。





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