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【中山10R】伏竜S
◎7.ルヴァンスレーヴ
○4.コマビショウ
▲6.ドンフォルティス
△2.キャベンディッシュ
△9.ワカミヤオウジ

 まず、全日本2歳優駿で1、2着のルヴァンスレーヴとドンフォルティスだが、ルヴァンスレーヴは直線抜け出すともうほとんど追っておらず、着差以上の力差が見て取れる。もちろん、ドンフォルティスもスピード性能は示しているだけに、今の状況なら下げ過ぎは禁物だが、中山適性も含めると少し隙はありそう。そこを突けるとしたらコマビショウか。こちらも速い馬場でも問題なく、長く脚も使える。キャベンディッシュはくすのき賞でコマビショウに完敗しているが、上がり性能の差に見える。上がりが掛かる中山でなら差は詰まってもいいのではないか。ワカミヤオウジも中山で見直しは可能。


【中山11R】船橋S
◎7.ナンヨーアミーコ
○10.ダイメイプリンセス
注5.アッラサルーテ
▲1.ワンアフター

 ハービンジャー産駒は一頭が走ると他も大体走る傾向がある。土曜も芝レース2つでハービンジャー産駒が勝ったように、今の馬場は合っているということなのだろう。ナンヨーアミーコは昇級ながら指数は足りているように、力で劣ることはない。1400mで追い込んでは届かずを繰り返していたが、結局1200mベストということが分かった。得意の中山なら連勝も可能。ペース次第だが、ダイメイプリンセスは一応時計は出せる。初風特別だけでなく、他レースを見ても上がりは掛かってほしいクチに見えるが、ポジションは取れる馬だし、安定感は望めそう。ワンアフターも本来は展開が欲しいタイプなのだろう。スローの長篠Sではダイメイプリンセス共々上がり負け。前回もジリっぽかったが、今回必要かどうかは別として、7秒台を出せるスピードは評価できる。アッラサルーテはもっと積極的にレースを運んだ方が良いと思うのだが。スピードはあるのだから、あとはその活かし方。個人的には間違っているとしか思えない負け方が続いているだけに、一工夫欲しい。


【阪神11R】大阪杯
◎2.サトノダイヤモンド
○1.ミッキースワロー
▲15.スワーヴリチャード
注8.アルアイン
△5.ペルシアンナイト
△9.トリオンフ

 去年はキタサンブラックが勝ったが、2、3着は金鯱賞組。かつて有馬記念の前哨戦の位置に金鯱賞を持って行った時、それが有馬記念に繋がったように、ここも移って2年目ではあるが、金鯱賞組から考えてみたい。さすがにスローで時計も遅かったのでサトノノブレスのデキが如何に良かろうとも、今回はノブレスに食指は動かない。となれば素直にサトノダイヤモンドとスワーヴリチャードになる。サトノダイヤモンドは散々途上という話が出ていながら悪くない内容だったと思う。使われて変わってくる可能性は大きいだろう。阪神も時計は速くなったようだが、別に時計勝負が苦手というわけでもない。一方、スワーヴリチャードには右回りという大きな弱点が残ったまま。ただ、それが制御できた時には勝てるだけの素質はある。
 他から注目するなら、前回は流れが合わなかった馬に焦点を当ててみたい。ミッキースワローはスローで前を残した形。ペルシアンナイトは出遅れて縦長の隊列では動くに動けなかった。どちらも2000mは問題ない。アルアインも高速決着だった皐月賞以来の2000m戦。2200m以上は長いと思っているだけに、距離短縮は好材料。あとは勢いのあるトリオンフか。平坦コースが続いているが、坂に対応できるのなら。皐月賞上位ということならダンビュライトもで、実際57秒台で走破もしているのだが、それがこの馬にとってベストの状況なのかと言われると正直疑問に思っている。AJCCで流れに乗れなかったのがミッキースワローなら上手くいったのがダンビュライト。





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