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【中山9R】山吹賞
◎9.ダブルフラット
○5.ジェシー
▲6.ロジティナ
注11.ダイワギャバン

 ダブルフラット、ジェシーは体型的にはこのコースは合っていると思う。特にダブルフラットは前走は逃げたが超スローだったからで、別に逃げに拘る体型ではない。ペース次第で位置取りはどうとでもなるだろう。ジェシーで気になる点と言えばエイシンフラッシュ産駒であるということ。余程中山が合わないのかツボが狭すぎるのか、前開催から通して芝ダート問わず3着内すら一回も無いというのは驚いた。実際、比較的良いのは東京、京都、阪神といった広いコースばかり。エイシンフラッシュ自身も広いコース向きだったにしても、もう少しどうにかならないものか。中山でも外回りという点を僅かな希望にしたい。ロジティナは京成杯では伸びを欠いたが、時計が掛かる条件自体は悪くないはず。ダイワギャバンも似たようなもので、上がり勝負ではジリ脚。スローに付き合う必要はない。


【中山11R】ダービー卿CT
◎9.ヒーズインラブ
○4.グレーターロンドン
▲6.テオドール
注7.ゴールドサーベラス
△13.マルターズアポジー
△10.ロジチャリス
△3.キャンベルジュニア

 ヒーズインラブに期待したい。パワーのあるハービンジャー産駒は多いが、それでいてこれだけの決め手を備えている馬は多くはない。中山実績も豊富で適性の不安もなく、時計対応の幅も広い。ハンデ戦ならチャンスは大きい。同ハービンジャー産駒でもテオドールは少しタイプが異なる。といっても、それ以上に気性的な問題な気もするが、1800mや2000mでは毎度のごとく掛かる。それだけスピードがある証拠でもある。差す競馬をしていたころでは可能性は低かっただろうが、かえって先行ゴリ押しができる体力が備わった今なら、という印象だ。グレーターロンドンの前走の敗因はよくわからない。力は出していないレベルだろう。競馬振り一つということなら、主戦に戻る今回は力を出してくれると思いたい。
 ゴールドサーベラスはこのコースに高い適性を示している。適度に上がりが掛かる方が良いタイプで、上手く中山にマッチしている。勢いのあるスクリーンヒーロー産駒という意味でも注意したい。マルターズアポジーは斤量だけだろう。能力・適性とも問題はないはず。ただ、京成杯AHで粘り切れない内容からすると、少し重いのかもしれない。去年1、2着のロジチャリスとキャンベルジュニアだが、キャンベルジュニアの近3走は1400mだからとバッサリ無視すればいいと思う。ただし、去年からの上積みがあるかとなると疑問。ロジチャリスは去年の秋、明らかに太って出て来てサッパリの内容が続いたが、前走は数字こそ増えていても体は締まってきていた。さらに上積みあれば。





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