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★本日のメイン

阪神11R
六甲S
◎3.ハクサンルドルフ
△10.グァンチャーレ
△9.ボールライトニング

だいぶトモ・腰が甘いことが影響しつつ脚長なのが影響しているためか、ロジクライ、ボールライトニング、グァンチャーレは阪神芝で勝ったことがありません。多少年齢を重ね、結構阪神のマイル戦をこなしているにも関わらずです。ロジクライはマイル戦でほぼ崩れないのに、阪神マイルだけはてんでダメですね。
これらはみな、直線の下り+上り坂がどうしても堪えてしまうタイプなんでしょう。
なので阪神マイルで3勝を挙げているハクサンルドルフにどうしても目が行きますし、単勝候補として扱うしかないでしょう。トラスト、ロジクライが先導するスローだと思うんですが、それでも最後方に近い追い込みが勝つという予想になりますが、この組み合わせなら。

中山11R
マーチS
◎15.ロンドンタウン
○8.センチュリオン
▲12.アルタイル
△14.クインズサターン

海外遠征は陣営の並々ならぬ出世欲の証拠ですし、馬の資質を最大限評価した上でリスクのあるチャレンジです。費用もかかるわけですし。しかし、飛行機含む輸送や環境が大きく変わる場面でのストレス、妙な質の疲労など、悪影響は計り知れません。
しかしその原因がハッキリしない凡走があるとは言え、海外遠征させる馬はある一定以上のレベルにある強い馬なのは間違いないところ。適度にそのスランプを抜ければ、強さは見せてくれるはずなんです。
ロンドンタウンやエピカリスに関しては、シビアに前走のレース内容を精査して取捨を決めるのではなく、中間の経過や動向を観察しつつ、そろそろ…。と柔らかく構える姿勢が大事だと感じます。
そしてロンドンタウンは、一応チャンピオンズカップで穴人気したほど評価を得た馬だったはず。きつい冬場を経てやっと暖かくなり、動きが微妙に良化してきたと同時に、今回は相手が大幅に弱化します。近走指数では確かに足りていないんですが、フェブラリーS直前よりも追い切りの動きは良いので、変わっていいタイミングではないかと考えます。
「海外遠征する馬はちゃんと強さがあるはずなので、いつか変わる。半年から1年を迎えるあたりで気配を感じた時に狙いすます」ということですね。オープンくんだりで勝つのがやっと、というレベルの馬とは、本来格が違うわけですから。
2頭同時に変わるとは思っていませんが、ロンドンタウンは昨年4着馬でこのコース不得手ではなく、足抜きの良い馬場大歓迎。そして斤量を背負う馬が外枠。これはかなり良い条件だと感じます。
相手はあくまでハンデ戦。どうしても相手筆頭がこれ、とは言い難いですね。なのでハイランドピークがここでも良いとは思えません。例年、この条件の1番人気の期待値と同等でしょう。

中京11R
高松宮記念
◎9.ファインニードル
○6.レッドファルクス
△12.ネロ
△11.ダンスディレクター

レッドファルクスの高値安定ぶりは本当に素晴らしいと感じますし、この中間の調整過程ならそうそう崩れないだろうとは思っています。直前美浦南ダートでの調整だった2戦では代打の騎手、BWコースできっちり追い切った時はデムーロ騎手に戻っている、というのもなかなかですね。
そして複数回同じメンバーで対戦済み、という相手関係。さらには、日曜日は一気に乾いて高速化するはず。昨年とは違い、1分7秒前半ぐらいの決着ではないでしょうか?
全体に停滞しているメンバーで、疲労のあるなしや中京のコース適性が議論されている水準は、だいぶレベルの低い話だと感じています、それではレッドファルクスに勝てません。そうではなく、昨年のセイウンコウセイのように、自分の殻を大きく破ってくる今シーズン絶好調の馬を評価したいところ。追い切りで動いたというレベルではなく、体がそもそも大きく変わっているという証拠がある馬。

それはもう、今年のメンバーならファインニードルしかいません。
前走の勝利は本当に価値があるものでした。直前追い切りで自身の栗東坂路走破タイムを更新し、しかもパドックではプラス18kg。488kgは生涯最高馬体重です。これで映像では全く太く感じませんでした。
以前、480kg台だった時もあるのですが、その時はまだずんぐりで飛節の形もだいぶ悪かったと思います。昨年使い詰めでセントウルSを勝利した時が464kgですから、24kgも増えています。かなり別馬に感じますね。スプリンターズSで自身の不足を経験した直後に、大幅に増えてきたという過程が好感持てます。だいぶ体を作り変えた、鍛え直したという意図がありますね。
直前追い切りはあいにくの不良馬場で、その凄みを見せてはくれませんでしたが、増やした筋肉を十分に使いこなせているというのは間違いのないところ。オーシャンSでレーヌミノルのしぼみ方を見ているだけに、こういう変化はかなり羨ましいと感じるほどです。

やっと高松宮記念に向かう調整過程を変えたダンスディレクター、そして栗東坂路でダントツの時計を出したネロには一応注意。
時計勝負という観点だと、ブリザードは厳しいです。自身の最速タイムは昨年スプリンターズSで5着した時のもの。アンバランスな骨太で筋肉質、やっぱり1分8秒半ばまでなら…と見ています。
またセイウンコウセイ、レッツゴードンキあたりも、時計勝負はちょっと…と感じる前さばきが硬いタイプ。






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