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イマイチ中山が掴めてる感触が無いのであまり無理をしたくない。明日は金鯱賞一択で嵌ればラッキーくらいのつもり。OnとOffの切り替えが大事です。
【中京11R 金鯱賞】

凱旋門賞に若い3歳馬が行くと大抵、体調を崩して帰ってくる。キズナ、ハープスター、マカヒキの3頭だ。日本の馬場とは全く違うタフで重たい芝なので、まだ馬体が完成してない3歳馬には相当負担が大きいんだと思う。もちろんヨーロッパで育った3歳馬たちは別だ。タフな環境で育ち、競って勝ち上がってきたのだから、そもそもカテゴリーが違う。当然体も違ってくる。軽い芝でスピードを競って育ってきた3歳馬では歯が立たないのだと思う。凱旋門賞が3歳馬有利というのは地元の欧州馬に限った話である。

サトノダイヤモンドは4歳時の挑戦だったが、完成度が低くて器の大きさで結果を残してきた馬だ。あの腰の甘さでは重は苦手だろうから、フランスでの2戦が道悪となった時点で厳しい競馬を強いられるのは当然だった。そしてそこで走った2戦がこの馬にどれだけのダメージを与えたのか?を考えると、やっぱり怖い。立て直せないかも、という恐怖がついて回る。春の天皇賞では両前に新エクイロクスを使用していたので、今、蹄がどうなってるのかにも注目したい。

ここでの物差しはスワーヴリチャードになる。大トビで不器用なので直線の長いコースの方がやはり力が出せる。ただ不安もいくつかある。今回は逃げ馬不在の超スローペースが待ち構えて良そうなメンバーで、直線の上がり勝負になった場合にスピードで負けてしまう可能性がある。加速が遅い2400mタイプの馬なので早めに動けば問題ないが、おそらくデムーロはルメールを見ながら競馬をするだろうからダイヤモンドの反応が鈍いとなると他の馬へのマークは甘くなる。もう一点は有馬記念から両前に新エクイロクスを使用していたので、冬場の休み明けの今回はどうなのか?という点。本番は次なので無理をしない可能性もある。

出し抜くとすればこの2頭より前で競馬をする可能性がある馬だと思う。ブレスジャーニーやダッシングブレイズは1800mに適性があってスピードでは上だし速い上がりにも経験がある。ヤマカツエースも一昨年のこのレースがかなりの上がり勝負になり33.1秒の上がりを使って勝利した。逆転の目があるとすればこの3頭。メートルダールも速い上がりは使えるが前走の競馬で勝ったので、おそらくそれをなぞると思う。

▲3番ブレスジャーニー
▲6番ダッシングブレイズ
▲1番ヤマカツエース
〇9番スワーヴリチャード
注2番メートルダール




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