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★本日のメイン

中京11R
トリトンS
◎17.リライアブルエース
○13.サダムリスペクト
▲15.ココファンタジア
△11.キアロスクーロ
△5.スターオブペルシャ

中京の芝は、12月に開催があったもののちゃんと回復しているようですね。しかし、折からの雨で重馬場が残ってしまうようです。
昨年は1分19秒台決着の超高速芝でしたが、そうなれば内枠有利で当然。しかし、脚抜きの悪い中京芝の場合は、馬群の内が急に不利になります。馬場の外を回ったうえで推定上がり最速を記録できる追い込み馬が有利になるよう変わります。
どの馬もそれなりに追走性能が高く、馬群が密になる上級条件になればなるほど、差し馬有利。

リライアブルエースは確かにここでもすぐ突破していい素質がある馬です。どちらかと言えばマイラー、超スピード勝負では不利だと思うので状況はさらに向くものと感じます。
そしてリングハミにしてから競馬が一変したサダムリスペクトは、今回状況有利になったと思います。ココファンタジアもいいですね。

阪神11R
ポラリスS
◎4.レッドゲルニカ
▲8.タガノエスプレッソ

コウエイエンブレムは関西では根強い人気を誇りますし、安定感も確かにあるのですが、近走の能力を比較すればレッドゲルニカが上では?
2頭がギャラクシーSで直接対決した時は、どちらも息切れしたのですが、あの時コウエイエンブレムを潰したのはレッドゲルニカの強気な主張による被せの動きでした。
つまりは、スピードはレッドゲルニカの方が上だと考えます。

先行馬同士がお互いの勢いを削らず、譲り合った時はおそらく人気馬同士の堅い決着になるでしょう。
しかし、今回は鞍上にやる気さえあれば、ギャラクシーSの再現もちょっと考えられるメンバーではあります。
先行勢総崩れの流れになった場合は、久々に適距離に戻ったタガノエスプレッソに注意したい所。

中山11R
中山牝馬S


今年は前走愛知杯組が、14頭中9頭も出ていますね。これは過去最多。
中山牝馬Sで前走愛知杯組が急に増えだしたのは、2016年に愛知杯が年末12月→年明け1月に移動してから。
これで、冬場の古馬牝馬重賞路線は、ターコイズS→愛知杯→京都牝馬S→中山牝馬S→福島牝馬Sと、1月おきに1鞍ずつ置かれて適切な配置になりました。
短距離志向の馬はターコイズSから京都牝馬Sと移れば良いですし、中距離タイプは愛知杯から中山牝馬Sへとローテーションを飛ばして使えます。

中山牝馬S過去10年に限ると、これまでは前走京都牝馬Sが最多でした。2012年に勝ったレディアルバローザは、前走が京都牝馬S。しかしマイルの京都牝馬S→中4週での中山牝馬Sは、頭数が多かった割にほとんど結果が出ていないんですね。
しかし前走愛知杯組は、2016年以前もニシノブルームーンやバウンスシャッセが結果を出していましたし、ローテーションを飛ばして間隔が空く分放牧を挟むことができますし、牝馬としてはそもそもが良いローテーションなんでしょう。
馬を使う側としても、前走愛知杯→今回中山牝馬Sというのはなかなか理想的で、馬を痛めないという実感があるからこそ、人気なのかもしれません。

中山牝馬Sはここ数年いろんな背景があって、「中山で力を発揮するスタミナタイプ」がバレやすくなったためなのか、やけに人気上位が強いです。馬連ではあまり荒れない、やけに安い傾向が出ています。
しかし、前走愛知杯組が増えた2016年から、2年前メイショウスザンナ、昨年クインズミラーグロのように、人気薄の激走は「前走愛知杯組」から出る可能性が高いだろうと踏んでいます。
愛知杯出走時に状態が良くなかった、不利を受けていた。あるいは愛知杯を好走したのに今回人気がなさすぎる。
まあどちらでもいいのですが、前走愛知杯組が中山牝馬Sと相性が良い、ということを強みとして人気薄をピックアップしたいのです。

穴馬として一番注目しているのはゲッカコウ。
実は中山芝1800m当該コース成績は、(1−2−2−0)で一切大崩れしていません。この馬にとって一番ベストの条件。
愛知杯は関西圏への輸送が続き使い詰めが祟ったのか、背中が間延びして調整不足がたたった印象。1コーナーで思った以上に後ろに回り、直線も不利がありました。
馬体を今回持ち直していれば…が条件になるのですが、今回はビッグレッドF帰り。厩舎で使い詰めになることが多い馬なのですが、放牧帰りの時の成績はむしろ良い方。
追いきりの反応も比較的良く見えました。高橋義博厩舎と言えど、今回はいい仕上がりで出ると思います。
愛知杯でとんでもない馬体増で出てきて、当日4番人気だったのにまるで勝負にならなかったキンショーユキヒメも、今回は立ち直っていい場面です。
レースをつぶさに見る人にとっては、突然こんな仕上がりになる厩舎など信用ならん、と見切る場面ですが、「このローテーションなら変わる」のが愛知杯→中山牝馬Sなので、今回は注意。
レイホーロマンスも、絶好調を維持していますし、この斤量なら走っても良いと思うのですが、岩崎翼騎手が中山で信用ならんということなのか、関東の紙面では異様に評価が低いようです。
本当に基準通り単勝20倍前後なら、むしろ評価しておくべきでしょう。タイプとしては合っているような…。

カワキタエンカは、どうも追いきりの動きが芳しくありませんでした。
例年このレースは4歳馬が不振傾向なのですが、この馬もクラシックに挑戦した4歳の凡走パターン通り、秋華賞に全力投球して目一杯走ったダメージが溜まったままで、まだリフレッシュできていないのかもしれません。
おまけに今内側がボロボロの状態で、重が残るようですし、ラチを頼りたい馬としてはちょっと良くない材料が多いです。






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