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★本日のメイン

小倉11R
大宰府特別
◎5.ヤマニンエルフィン
○10.エマノン
▲9.エッジ―スタイル
△2.レッドべリンダ

土曜日の小倉はちょっとモヤがかっていたようですが、若干雨にたたられていたようですね。
小倉開催も4週目最終週、8日目となります。仮柵移動したとはいえ良好な状態を終日保てるわけでもなし、どの馬も徐々に馬場の外へ張り出す様子が見られますね。明らかに馬場が荒れてきた影響は出ていると思います。
そして土曜日は、1日通して距離にかかわらず、大トビの大型馬が有利であるような印象を受けました。少なからず馬格がない馬、馬体重比較で小さい馬が明らかに不利で、一番馬体が重たいというだけでも優勢。
路盤へのグリップがあまり関係なくなり、トップスピードを持続できる体格とパワーが必要になってきた変わり目なのでしょう。雨もその一助になったかもしれません。
そしてそういう小ぶりの体型の馬が苦戦しがちな状況になったというのに、今回のメンバーは牝馬限定戦。しかも人気を集める半分は420kg以下。タンタアレグリアなどは、非常に高性能なディープインパクト産駒なのですが、馬体重が400kgを割ります。
重たいタイプ、どんくさいタイプだとしても、今の馬場ならパワーがある強みで逆転できるはず。やたらと痩せ型しかいないメンバーなので、狙いは大型馬。

年が明けて齢7歳となるヤマニンエルフィンですが、今回の馬場はかなり向いているのではないかと。
多少皮膚を厚く見せるものの、それは元々の体型。使い詰めに耐えられる骨太タイプで、弾ける要素のほとんどない馬ですが、今回はそれが強みになります。
大敗続きならともかく、この冬場になってそれなりに高いレベルで動けていますし、基準的な追走スピードの面で問題なし。好例だからと嫌うどころか、それがプラスになる状況だろうということで。
そしてエマノンは、500kgある体つきの割に、パドックではだいぶ痩せて細く見せるタイプ。しかしこの馬、毎回使い減りが激しくて毎回放牧に出していますし、休みを長く取って体つきが回復した方が望ましいタイプなので、休んだことが強調材料。
記録の面ではそれなりに良い所もあり、単純に力で足りる馬でもあるので。

阪神11R
大阪城S
◎7.ハクサンルドルフ
○2.トリコロールブルー
▲6.アングライフェン
△11.アストラエンブレム

グァンチャーレは阪神がほとほと苦手、プラチナムバレットは前走が肉付き一息で時間かかりそう。
アストラエンブレムはレース振りに全く問題がないのに今回去勢。競走内容には全く問題がなかったのに、内面的な事情で去勢をするのは、レースに対しての前向きさを削がれ競走意欲減退の原因になりかねません。もちろん陣営の事情で必要ならすべきですが…。

このメンバーなら後方から進めるタイプであっても、ハクサンルドルフに期待します。阪神コースはこれまで一切大崩れもなく、上がり性能に特化した追い込み馬で、阪神外回りは大歓迎。
展開が速くなることではなく、外差しが届く馬場なら無条件で安定するタイプなので、今回は期待があります。
トリコロールブルーは前走の勝ちっぷりにもまだ余裕はあると感じました。
そして馬体が大幅に増えて急にダートにも対応し始めたアングライフェンは、体つきが大幅に変わっている可能性があると見て評価します。

中山11R
◎1.オブセッション
○9.ダノンプレミアム
△8.ワグネリアン
△10.サンリヴァル

上位3頭でおそらく堅いのに、WIN5で1頭に絞るのは難しい、非常に扱いが悩ましいレースになりましたね。
人気上位3頭の中から1頭下げられればだいぶ楽になると思うので、どれか下げましょう。
自分としては、記録を比較してオブセッションとダノンプレミアム優秀、しかし1頭ワグネリアンは素質期待が過剰だと考えています。
オブセッションは馬体的な推しもありますが、2歳時点での1800m戦で1分45秒台走破というのがもうメチャメチャ優秀。
ダノンプレミアムはサウジアラビアロイヤルC、朝日杯ともに1分33秒前半でまとめる走破力がかなり歴代でも上位。
ワグネリアンはたまたまその水準に追いついていない…というわけです。
もちろん馬体も比較してオブセッションはかなり期待できそうな器だと感じます。ルメール騎手が選んでくれたのも歓迎材料。
ワグネリアンはこのタイミングだと、経験面で一歩劣る部分があるかなということで。血統構成の影響もあって馬体が細すぎる方ですし…。








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