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明日は久々に暖かい一日ということ。共同通信杯は見たかったので丁度いい。明日は両メイン。
【東京11R 共同通信杯】

同じ1800mの東スポ杯が2歳馬で1.46.0程度で走れるのに対し共同通信杯は例年一つ以上遅い決着になる。雪の影響などで馬場が荒れ冬場で芝が育たないためだ。なのでペースがそれほど速くなくても実はタフさ(持久力)が要求されるレースになる。近年その後のクラシックに?がっているのは、皐月賞と違い「超」がつくスローペースになりがちな弥生賞よりも、タフな競馬になる共同通信杯を使う方が馬の糧になる、という判断をしているからかもしれない。強くなるためには強い相手と厳しいレースをするのが一番なのは人も馬も一緒だと思う。

「3頭の競馬かな」と思う。メンバーは手薄だったが上がり勝負で先行していたタイムフライヤーを捉えて見せたのがグレイル。脚は長いが走らせると案外走りが広がらないタイプなので加速の速さが活きた形だ。問題はスタミナがどこまであるか?。新馬戦が不良馬場だったので一定のスタミナはあるのだろうが読めない部分ではある。休み明け前に両前が新エクイロクスを使っていて冬場ということを考えるとあまり無理もできない可能性もある。

ステイフーリッシュはHペースだったホープフルSで馬群を捌けなかった形で3着とスタミナは十分ある。キレ味があるのは初戦で示した通り。不安なのは1800mでスピードが足りるのか?という部分だけ。まあスワーヴリチャードで十分なのだから距離適性は関係がないと思う。

ゴーフォザサミットはキレ味が抜群の馬で前走の上がり勝負を差し切ったのは凄いと思う。中山の未勝利戦ではスタミナもあるところを見せて楽勝だった。ただまだまだ腰が甘くて時計が速くなった場合に不安がある。休み明けでどこまで成長が見せられるか?によりそうだ。

サトノソルタスはまとまった馬という評価だけしかしてなくて、前走の競馬だけでは何とも言えない。新馬勝ちで休み明けでこのメンバーでいきなり戦えたらよっぽどの馬だと思う。オウケンムーンはまとまった馬だがさすがに家賃が高そうで3頭の一角が崩れたら着順は上がる感じか。

◎9番ステイフーリッシュ
〇12番グレイル
▲10番ゴーフォザサミット


【京都11R 京都記念】

京都記念の特徴は小頭数でスローペースからの上がり勝負になったとしても、冬場で馬場が荒れているので結構スタミナが要求されていることだと思う。なので京都記念で人気馬がコケるのはドバイへのステップレースとして実力馬がここをそれほど仕上げないで使うパターンがある。

JCで2着した実力断然のレイデオロがまさにそのケースに該当するが、レイデオロ自体がそれほど仕上げに苦労するタイプに見えないことや、スタミナがあって立ち回りも上手いタイプなので当日の仕上げ次第で負ける可能性はあるにしても大崩れはしないだろうと思う。逆にアルアインは菊花賞の疲れが残って一旦緩めたという中間で大型馬なだけにまた作り直すのが大変だ。まさに次の大阪杯に向けての叩き台、という感じがする。

展開はプリメラアスールは逃げてスタミナを活かしタイプなので同馬が逃げてクロコスミアが番手という展開だとそこまでペースは緩まないと思う。クロコスミアは札幌の2000mでスタミナを示しているが、この距離でこのメンバーでのスタミナが問われるとどうだろう?。モズカッチャンは秋華賞のあのHペースを前で踏ん張ってリスグラシューと2着争いをしているだけに距離適性を含めて結構粘れると思う。

狙ってみたいのはディアドラで秋華賞で見せたスタミナと紫苑Sで見せた上がり性能は評価している。小頭数のここは4コーナーで前との差がかなり小さくなるし外に振られるロスも無いので好勝負に持ち込める可能性があると思う。

◎6番レイデオロ
〇5番モズカッチャン
▲3番ディアドラ




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