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【東京4R】
◎9.ギャラッド
○2.エピキュリアン
▲14.サノサン
注8.エストスペリオル

 ディープの割には弾けるというよりも長く脚を使うタイプのギャラッドにとって、1800mは短かった可能性が高い。エピキュリアンはルーラーシップ産駒にしては反応の良さは見せた。こちらも距離延長は面白そうだが、鞍上だけはさすがに不安大。ローカルで逃げて結果を残していた時期もあった気がするが、結局去年は0勝。サノサンの前走の+48kgはほぼ成長分。2走前とは全く違う馬になって帰ってきた。前走は思いのほかペースが厳しくなって息切れしたが、使われた効果はあるだろうし、ペースをコントロールできれば面白い。エストスペリオルはムーア騎手でさえ苦労していたように、やや癖の強い馬。矯正されているのかは焦点になるが、まともに走ればもっとパフォーマンスは上がって良い。


【東京10R】クロッカスS
◎8.ミッキーワイルド
○6.ムスコローソ
▲3.マドモアゼル
注2.アンブロジオ
△7.アイスフィヨルド

 いろいろ面白い馬は揃ったレースだと思う。中でも注目したいのはミッキーワイルド。まだ馬体的な完成度は低そうだが、前走は楽勝のパフォーマンス。時計は詰める必要があるが、単にモノで上という可能性が高い。安定感を取るならこのコース2戦2勝のムスコローソ。実際マイルは長いタイプで、朝日杯大敗も気にならない。マドモアゼルも1400mが合っていて、軽い脚も使える。東京でも問題はないだろう。
 上がり勝負にならず、総合力が問われる流れになるのなら、リョーノテソーロやヒシコスマーも注意したいところだが、おそらくそういう流れにはならないのだろう。


【東京11R】白富士S
◎7.スズカデヴィアス
○9.テオドール
▲4.マイネルハニー
注1.プラチナムバレット

 おそらくマイネルハニーかテオドールがペースを作ることになると思うが、どちらも上がり勝負は苦手。速い流れを作るか、前半がスローなら長く脚を使うように、早めにペースを上げるかになるはず。そうしないと勝ちは見えない。すると、どちらかというとスタミナ戦になる可能性が高い。もちろん、マイネルハニーやテオドールが押し切っても不思議はないが、スズカデヴィアスも対応はできる。前走のマイルは明らかに距離不足だし、中日新聞杯は位置取りが悪過ぎ。福島記念も良い位置とは言えないが、外枠からではあの辺りが限界だろう。オクトーバーSも道悪で内めを通っていたし、とにかく毎度何らかの見直し材料を抱えて負けている。今回は少頭数だし適性を示しているコース。7歳であることなど、懸念データはたくさんあるが、そういった字面以外は特に問題はないと思う。スタミナ戦前提で考えると、休み明けの馬には不安が募る。プラチナムバレットもスローばかりで、果たしてスタミナはどれほどかはやってみないと分からない。リアファルが本調子を取り戻せば、というのはあるが、現状その兆しは見えず。





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