出 馬 表へ戻る



★本日のメイン

中京11R
愛知杯
◎14.クィーンチャーム
○18.ワンブレスアウェイ
▲3.メイズオブオナー
▲8.レイホーロマンス
▲17.アンドリエッテ
△9.キンショーユキヒメ

愛知杯が1月になったのは一昨年から。それまで牝馬のオープン馬にとってエリザベス女王杯以降の冬はしばらく変な空白期間があったのですが、この年からターコイズS→愛知杯→中山牝馬S→福島牝馬Sと重賞連戦で回せるようになりました。
そしてこの愛知杯は、冬の重賞戦線の中で一番長い距離であり、おそらくは一番スタミナが要求される条件。ここ2年ともに、勝ち負けしたのは「愛知杯でこそ」というタイプでしたね。
3歳クラシック戦線に上がってからも2000mを勝ち切れる馬はG1を勝てますし、そうなるとこの愛知杯には重たいハンデになるのでなかなか回ってきません。
3歳クラシック戦線のフローラSや秋華賞にも登場していながら、この愛知杯の軽ハンデでやっと花開くなんて馬は存在しませんし、だいたいこのレースは条件戦上がりの「晩成長距離型」の方が上回ります。
このレースでの前走1着馬というのは、すなわち条件戦上がりの馬で軽ハンデですし、4歳5歳になっても完成するのが遅かった牝馬ということです。
基本的にレースの性質を考えると、狙いは条件戦の2000m以上を勝ち上がってきた4〜5歳馬。

中京の開幕初日に行われる重賞なので、馬場によっては前残りになる可能性もあるのですが、今年は先導するのがコパノマリーンやタニノアーバンシー。
小倉の平坦コースで成績を上げてきた一本調子のスピードタイプが序盤から結構やり合いそうに見えますし、全体に先行馬が売れているみたいですね。
それなら今年は、差しに回るスタミナタイプから決め打ちたいと考えているところです。

前走オープン以上のレースなら、全く力を出さず変な負け方を喫した馬。前走が条件戦ならば、タフネスを要求される重馬場勝ちか、2200m以上のレースを勝ってきた馬。
印はクィーンチャームから振ってみました。
この馬は母オリエントチャーム、弟がペルシアンナイトで近親にも本賞金5000万以上を稼いだ馬がズラリと並ぶ良血です。本来は。
未勝利を勝ち上がるのに時間を要し、500万下では馬体が420kg台に減ってなかなか復調できず出世が遅れましたが、1000万下も準オープンも、実はあまり足踏みせずに勝ち上がりました。
明けて6歳になりましたが、レース消化数は意外とまだ20戦程度。1800mは雨が降って重たくならないとダメ、2200m以上の距離でスタミナを活かしてこそというタイプ。
そういう性質だからこそ、ハンデ戦のフルゲート2000mを敢えて狙いに来ているのでしょう。時計さえ掛かれば足りて良い馬だと思います。
前走同じ条件で大敗している馬なので舐められるのは当然なのですが、高速決着の牡馬相手でのもの。池江泰寿厩舎自体が2000m重賞を得意としていて、その厩舎が2000m重賞で大敗してももう一度と連続して出してきています。
何かしら狙いがあるのは間違いないと思っているのですが。
そしてレイホーロマンスは、多少時計の掛かる条件自体は得意なはず。
アンドリエッテは、重馬場で何とか勝ち上がりましたが、本質的にはスタミナ条件向き。過去2年遡ってみて、今が一番の絶好調でしょう。
ワンブレスアウェイはターコイズSの負け方がちょっと信じられなかったので、改めて見直しします。内枠で出遅れてダメだった馬ですし、大外枠でテンにゆったり入れる条件なら。

中山11R
ジャニュアリーS
◎6.メイソンジュニア

この馬自身、ダートはやれるんじゃないかと思っているのですが。
過去に一度だけ出走したダート戦は、地方交流のマイルG1、ナイター戦。もっといろいろ他に敗因はあっただろうというレースでしたし、あれでダートがダメだと決めつける必要もないでしょう。
今の中山ダートが、結構芝馬でもこなせそうなぐらい軽いダートになっているので、こういう路線変更組に期待したいところ。

京都11R
淀短距離S
◎1.ベルディーヴァ

アクティブミノルが1番上位になる出走メンバーなのは分かるのですが、この履歴で1番人気になってしまうとはどういうことかと。
それならば冷静に見て、前回は距離が長かったと思えるベルディーヴァの見直しを。
岩田騎手も年末の阪神開催がかなり調子悪かったようですが、馬自身も良い行きっぷりでいながらラストの伸びを欠きました。
距離を延ばしてダメだった馬が、距離短縮で最内枠。このパターンは素直に評価して良いはず。持ち時計もあります。







出 馬 表へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||