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【中山3R】
◎10.セイウンアカマイ
○11.ロードネプチューン

 前走の時計的にも内容的にも、ロードネプチューンが中心だが、セイウンアカマイも興味が強い。体付きは確りしている馬でスピードも十分。血統的にもダート替わりで、というのはバレバレだろうが、注目度は高い。


【中山7R】
◎1.ヒカリトップメモリ
○13.シャインヴィットゥ
▲4.ダノンイーグル
注15.オンリートゥモロー
△12.シャンパンサーベル

 時計次第な面はあるが、速い状況ではないし、それならいろいろアイデアは出る。シャインヴィットゥの安定感は信頼してもいいが、勝ち切れない面があるのも確か。中山実績も豊富なヒカリトップメモリは勝ち負けできる候補に。ダノンイーグルは未勝利勝ちには時間を要したが、淡泊な面があり、1200mで見直しは可能。スピード自体は劣らない。オンリートゥモローは前回初ダートでなかなか良い内容。体型的には1200mで差す形は取れそうな馬。


【中山11R】有馬記念
◎2.キタサンブラック
○14.スワーヴリチャード
▲12.サトノクラウン
△1.ヤマカツエース
△9.サクラアンプルール
△10.シュヴァルグラン

 土曜に突然傾向が変わるということもなく、相変わらず内・前有利の馬場。絶好枠を引き当てたキタサンブラックが最も信頼できる馬になる。秋3戦目だが、振り返れば、昨年のJC時ほどのデキにはもう一歩足りない状態だったこの秋2戦。引退レースだし、100%仕上げて良い状況。今秋は今回がピークだと思いたい。
 対する有力馬が軒並み真中より外の枠。この差をどうするかは鞍上にかかっているわけだが、まずはスワーヴリチャード。ダービー後の復帰が遅れたが、馬体的には確り成長して帰ってきた。アルゼンチン共和国杯はそれほど強い相手はいなかったが、完勝できたのは何より。新馬、未勝利、皐月賞と、右回りではいろいろと課題のあった馬で、それが今回改善されているかどうかもキーポイントだが、こればかりはやってみないと分からない。馬体のパーツ的にどこか癖があって左回りでないと、という馬ではなく、克服は可能なはず。
 宝塚記念と有馬記念の両方を好走する馬は多く、俗にグランプリ適性とでも言えるものがあるが、春のグランプリ覇者サトノクラウンも見捨てられない存在。JCは時計が速かったことが敗因。ああいった時計勝負は元々苦手。今の中山は時計が掛かっているという程ではないが、この馬のスピード的には足りても良い。
 一方、JCを勝ったシュヴァルグランは、宝塚記念も有馬記念も負けている。サトノクラウンとは逆で、グランプリ適性の無さが垣間見える。京都大賞典からJCというローテも狙いすまされたもので、さらに今回も走れると考えるのは少し無理があるような気もする。一つだけ違う点があるとすれば鞍上か。長らく主戦だった福永騎手にとっては悔しいかもしれないが、ボウマン騎手だからこそこれまでとは違う結果、というのは一応考慮に値する。
 穴っぽいところなら、こちらも絶好枠のヤマカツエース。中山自体は向いているし、去年も0.3秒差の4着。この秋デキは抜群だが、道悪の天皇賞、高速決着のJCと、この馬には嵌らない状況が続いた。今回はようやく走れても良さそうな状況か。サクラアンプルールも中山得意キャラ。距離経験はないが、体型的にはそれほど問題は感じない。





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