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★本日のメイン

中山11R
ディセンバーS
◎11.グレーターロンドン
○4.マイネルハニー
▲12.ストロングタイタン
△5.ベルキャニオン
△3.ハートレー

例年、重賞どころかオープンでも明確に頭打ち、という馬が集まりやすい実質ローカルのレース。
どの馬も近走上がり目がなさそうなムードでここに臨むのが常ですが、パドックを見てもげんなりするもんなんですね。馬体の張りもだいたい一息で冬毛も伸び、余裕残しで現れることが多いものです。
実際はその場でのレース展開はあんまり影響していないと思います。スローでもダメな馬なら前が止まって勢いのある馬の差しなら届きますし、平均早めでもタフな走りができる馬なら先行馬でも残せて、ダメな差し馬がピント外れの足だけで終わるものです。
で、馬の状態ありきとは言え、ここをピークで臨む馬などいませんから、事実上は近2走ぐらいのパフォーマンスが高い馬なら惰性でなんとかしています。前走主義のような考えで、持ちIDM順で評価していいはず。
当然、こういうムードのレースならグレーターロンドンは否定しません。頭数も落ち着いて捌きやすいですし、先行馬がペースでごまかそうとしても、その走破力は所詮IDM65程度が上限。こちらはIDM70程度をバンバン出せている馬。ミスが一つ二つぐらいなら差し勝てる相手関係のはずです。
ストロングタイタンは今年の中山金杯で仕上がり一息でしたし、あまり冬場が良くないタイプに思えます。夏の終わり頃に良くなり始めて、年明け前後に落ち目になる。最近は重馬場のタフな競馬が続いて勝ちきれていませんし、そろそろダメージが残りそうな…。
なので、中山の1800mはピッタリなはずのマイネルハニーをちょっと高めの評価で。
ハートレーは見てみないととにかくわかりません。体つきがカッコよく成長している、なんてことはないと思うんですが。

中京11R
三河S
◎9.アディラート
○12.タイセイエクレール
▲7.オールポッシブル
注8.ライドオンウインド
△4.ヒデノインペリアル
△10.エルフィンコーブ

2013年から準オープンの中京ダート1400mに変わったのですが、2013年2015年2016年の3年間の傾向を見ると、
ーー前走1000万下のダート1400mを勝った4歳馬が3連勝中
ーー当日たまたま逃げられた馬が毎年3着以内に入線
ーー馬体重500kg前後、あるいはそれ以上の巨体馬が上位を独占
という明確な傾向が出ている、圧倒的パワー&スピード優先のレース。
概ね出世する馬がもうその前の月ぐらいで抜けきってメンバーの質が落ち着いてきて、頭打ちになるレベルの馬が大半だからでしょう。かなり傾向が偏っています。
勢いのある大型パワータイプを最優先で評価して、キャラが固まってきた中型馬を消すレース。

アディラートはちょっと1000万条件を気性的な問題で足踏みしていましたが、前走のブリンカーが効果テキメン。オープン級の走破タイムで楽勝しました。
戸崎圭太騎手がかなり手こずったほど難しい馬なので、丸山元気騎手でどうか、とは思いますが。しかし実力断然なのは間違いのないところ。
仮にこの馬が飛んだとしても、実力2番手タイセイエクレールが控えているので、うまく対応したいですね。
ゲート次第でどうしてもわからないヒデノインペリアルよりは、ライドオンウインドの叩いての巻き返しに期待したいところです。

阪神11R
朝日杯フューチュリティS
◎3.タワーオブロンドン
○10.ステルヴィオ
▲12.ダノンスマッシュ
注1.ダノンプレミアム
☆2.フロンティア
☆8.ファストアプローチ

記録は確かにダノンプレミアムがいいんですが、馬体はステルヴィオの方が良かったと思いますし、レースぶりを見ても逆転は可能だと思います。
そしてタワーオブロンドンは、今こそが絶好調で充実していると感じる大型馬。この馬も「見映えがかなりする、良い馬」ということで評価したい1頭。
結局は新馬戦からルメール騎手が騎乗し続け、ルメール騎手の予定をガッチリ確保した上で重賞で勝ち負けしていた馬は、関係者が馬自身の将来性を認めているからこそですし、確かに使い続けても反動なくどんどん良くなってきます。これは鉄板の法則と考えてもいいかと。
前走1着馬が圧倒的に有利で、マイル以上未経験の馬がだいぶ不利なのは承知しているんですが、ダノンプレミアムは馬体面の伸びしろをあまり感じませんし、タワーオブロンドンとステルヴィオには馬体の良さと伸びしろ・そしてポテンシャルの高さで難点を克服してくれないものか、と期待しています。
ダノンスマッシュはまだ目の前で見ていない馬で、前走の低レベルも承知ですが、父ロードカナロアの活力の良さでなんとかしてくれないものかと。その期待をしたいぐらいに良い追い切りでしたから。

人気上位に押し上げられている4頭で連対しそうで、穴馬はまあせいぜい3着ではないかと。
フロンティアは前走故障馬が目の前で急に後退し接触、ジャンダルムとは違い馬が慌ててしまったものです。確かに直線で踏ん張りがなかったのは残念な感じなのですが、2歳戦だとそりゃ挙動不審になっておかしくない内容だったかなと思います。
追い切りは明らかに上昇しています。人気急落に反発するならこれかと。






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