ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

中山11R
ターコイズS
◎10．バンゴール
○2．ワンブレスアウェイ
▲12．ラビットラン
△11．エテルナミノル
△6．リエノテソーロ
△9．サザナミ

事実上のトップハンデが3歳ラビットランの55kg。
リエノテソーロやデンコウアンジュなどハンデを背負う側があまり安定感なさそうなタイプが多く、全体にハンデは軽め。格上挑戦馬が多いのも気になります。
昨年は重賞昇格して2年目、愛知杯を1月にズラすローテーションのてこ入れもあって、全体のレベルは高くなった方。激しいペースからの追い込み決着になりました。
しかし今年のメンバーは、この後愛知杯で勝負になりそうな馬もパッと見いなさそうな…。
レベルが低めのターコイズSというのであれば、昔のレベルに戻ったと考えて前残りを読んでおきたいところ。

期待したいのはバンゴール、ワンブレスアウェイの府中牝馬S組。
府中牝馬は2頭ともに昇級初戦の妙なスローペースに戸惑った形ですが、モタつくというよりは折り合いを欠いてのもの。今回はペイシャフェリスとディープジュエリーが外枠に回りましたし、自分で展開を先導できる立場。
11月をパスしてここが目標の仕上げですし、11月を使ってきた馬よりもいい仕上がりで出られるのでは。
ラビットランも動きは良かったです。だいぶ体つきが細い馬ですが、社台F山元TC帰りなら仕上がりも間違いはないのでしょう。
隊列読みと、前の組で持久力を発揮できる馬をちゃんと選べるかどうかが、正解への近道だと思います。

中京11R
中京日経賞
◎8．ウィズアミッション
○2．キャンディバローズ
▲17．メイショウベルボン
△14．オメガタックスマン

中京は最終週で、馬場もそろそろ荒れてきました。馬場に結構変化があるかも知れません。当日の傾向には注意を払いたい所。
IDMは結構僅差で並んでいるメンバーですが、見直したいのはウィズアミッション。
前走は向正面で挟まれ、直線でもちょっと寄られてかなりチグハグな内容でしたが、0.3秒差。この馬はいつでもスンナリならば…と思わせる馬。
意外と1200mでは崩れないタイプなので、外伸び馬場なら注意。
キャンディバローズは北海道が苦手だっただけかも。体つきもだいぶ細かったですし。

阪神11R
タンザナイトS
◎5．アペルトゥーラ
○14．アドマイヤゴッド
▲6．ラインスピリット
△12．フルールシチー
△9．コスモドーム

直近で見事な追い込みを決めた馬がおらず、差し馬も隊列の妙でたまたま2列目辺りを確保できた時にやっと好走した、という馬ばかり。
調子が良い馬が片手で数えられないぐらいのメンバーですし、ここは勢い重視でアペルトゥーラを評価したい所。
直線競馬で素質開花、というような履歴ですが、いかに適性があろうと1000m適性があったというだけで3連勝はしません。トモに実が入らずお腹でっぷりという状態のままオープン勝ちまで行かないでしょう。
いい条件に当たったと同時に、腰の支えが大いに変わってきたからこその連勝だったと思います。
その状態ならラインミーティアと同じく、コーナー競馬でも後手を踏むことはありません。とても絶好調と思えない馬ばかりなら、今回期待してみたいです。関東馬なので意外な低評価ですし。
アドマイヤゴッドは、ここ数戦の鞍上を考えれば、もう少しまともに走れるのでは…と感じさせます。

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