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★本日のメイン

福島11R
福島放送賞
◎2.ショートストーリー
○4.タマモアタック
▲10.アスターゴールド

最近の福島放送賞、ちょっとレベル高くなり始めてるのでは?とここ数年感じてはいます。
この秋の福島ダートは、かなり時計の掛かる馬場状態になりがちではあるのですが、それでも1分44秒台が3年続きました。
毎度のようにメンバーが薄いかのように思われて、前走1着馬(秋のローカルを勝ち上がってきた昇級初戦)が人気になりますが、過去10年でたった1勝だけ。
関西馬交じりの高レベル戦1000万下で掲示板に載っていた馬が、関東馬大半のメンバーでは優に上、という結果が続いています。
例えばここ2年ほどは北海道の1000万4着馬が2年連続して勝ちましたが、北海道のダート1700mは500万下条件からして降級馬がやたら滞留しやすく、層が分厚くなりやすい特徴がありますね。

なのでここは、結構濃いメンバーの1000万で2着した、ショートストーリーとタマモアタックを最重要視。どちらも福島ダート1700mでの好走歴もありますし。
いかにも相手が弱くなって追走が楽になり、その分後半に脚を使えるようになった、メイショウマトイやコティニャックは昇級してどうなの?ということです。
アスターゴールドはまだ履歴が若く、ここまで6戦しかしていない馬。こういうタイプは伸びしろが大ありなので評価できますが。

東京11R
武蔵野S
◎6.サンライズノヴァ
○1.クインズサターン
▲12.ベストウォーリア
注5.メイショウウタゲ
△16.カフジテイク
△14.モーニン

コーナーワークに何か難があるのか、別の条件だとホントアテにならないサンライズノヴァですが、後肢を長く推進力のいいフットワークで、東京コースだけはズバッとハマります。
1400mが短いというよりは、足並みが良くなくて器用ではないだろうということでグリーンチャンネルCは懐疑的に見ていたのですが…。
まんまと出遅れてコーナーワークも全部大外、エンジンふかしまくりの酷い競馬に見えたのですが、直線だけで全部挽回し切って圧勝です。これは正直強い内容。
ユニコーンSも、流れが少々向いたとはいえ0.5秒差以上千切っています。東京ダートでの上がり性能ではずば抜けたものがあると認めていいはず。
まだフレッシュな強みを生かして、ストレートに性能を発揮できれば。

地方交流重賞ばかり使われて、時計の遅いレースばかり繰り返してきた馬は、どれも懐疑的。
ベストウォーリアは、前走不利を受ける位置にいたことが不安ですが、今回は外枠でルメール騎手ですし何とか巻き返してほしい所。
モーニンも積極策にして成績が安定してきた印象がありますし、そもそも中距離が向くタイプでもないはず。勝ち星は全てマイル以下。他と競り合わない展開で行けるなら注目。
クインズサターンは、昇級すぐで走るタイプではないものの、絶好調のままベスト条件を使える強みはあります。能力としては足りると思うので。
また、東京コース2戦2勝のメイショウウタゲは、脚の使い方がかなり嵌る可能性あり。

京都11R
デイリー杯2歳S
◎2.フロンティア
▲5.ケイアイノーテック
△8.カツジ
△1.ロードイヒラニ

フロンティアの馬体をそれほど高く評価しているわけではないのですが、今回のメンバーなら上位と見るべきでしょう。
重・不良馬場勝ちだったり、時計の掛かる馬場で勝ってきた馬だったり、逃げが上手くハマったタイプだったりと、走破力や京都の上がりの競馬に対応できなさそうな気配がありすぎます。
馬自身にポテンシャルがあって伸びしろの大きい馬、というのが、3頭も4頭もいるような気がしません。
1分35秒フラットからちょっと速い水準の決着でも、2〜4秒は記録を更新しなければならないわけです。頑張ったけれども足りない、というオチになる馬が大半のような。
なので、新潟2歳Sで1分34秒での押し切り競馬をして、他の馬より一足先に速い時計の決着を経験している強みが活きるでしょう。安定感からこの馬中心でいいはずです。重賞連勝する器だとは、そんなに思ってはいないのですが…。






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