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★本日のメイン

東京11R
アルゼンチン共和国杯
◎11.アルバート
○8.カレンミロティック
▲14.レコンダイト
△13.ハッピーモーメント

馬場がちょっと良く分からないので、まだ当日の判断次第とは考えているのですが、さすがにまだ古馬だと思います。
いくら古馬勢が衰えていたとしても、3歳馬に期待しすぎではないか?と思うのですが。
スワーヴリチャードが右回りホントにダメなのは、調教を見てのとおりです。左手前で走っている時の性能が著しく低く硬い脚捌きになってしまうので、中山だと直線の勝負所で減速しがち、追い出しを待てる東京だといい所で右手前にできる分終いが伸びるから。
ただ、そうやって片方の走りが苦手という馬は、距離を延ばして良くなる材料はありません。
3F、流れによっては2.5Fだけきっちり脚を使えば勝負になる1800mならいいのですが、今回の東京2500mなら3コーナー過ぎからスパートが始まり、両方の手前でずっとトップスピードを持続し続ける必要があるわけですから。
直線まで溜めに溜めて、一瞬弾けて勝負になるか?ぐらいです。けどそれだって56kg…。
セダブリランテスはまるで経験のない条件に出てどうかというところ。2000mを走ったことがないというのは致命的に不利。
挫跖は本当に不運だったとはいえ、そこから一度完全に体を緩めているわけですし。

なので、順調に来れている古馬勢同士で、それなりに動く馬なら…という判断です。
京都大章典でなかなか良い復調気配を見せたレコンダイトは注意。
そして、展開恩恵をモロに受けられそうなカレンミロティックもいいと思います。ただの淡泊な前有利決着を見越して、逃げ番手候補を2頭ぐらい見込んでおいた方がいいような。

京都11R
みやこS
◎1.モルトベーネ
○3.タガノヴェリテ
▲4.トップディーヴォ
▲5.アスカノロマン
△6.タガノディグオ

チャンピオンズカップの前哨戦として、非常にレベルの高いメンバーが集まるみやこS。
そして毎年、緩みのないラップで進み、1分49秒〜50秒前半の好時計で決着します。
オープンとは比べ物にならない、あまりに速い水準の決着になるので、1年の中でダート1800m重賞の最速タイム(良馬場)が記録されることもしばしば。
なので、馬群の外を回る馬は非常に不利で、内枠を引いた馬の圧倒的有利がしばしば取りざたされます。
中枠、外枠でも勝ち負けに絡めた馬というのは、完全に格上である証拠。
インカンテーションやアポロケンタッキーのように、その後ダートのトップクラスで活躍していますよね。
アポロケンタッキーはインベタ超有利のこのレースで、馬群の外を大回りして勝った馬なので、その後上でも足りる判断はありました。
というわけで、その後G1でも勝ち負けできるという馬扱いできるのでない限り、みやこSは内枠だけ評価します。
みやこSの内枠は、実力オープン級でも足りてしまう絶好枠なのです。もちろん1800mを1分49秒台で走り切れる走破力があること前提ですが。

内の4頭を比較して能力一番なのは、文句なしにモルトベーネ。
そして、タガノヴェリテは前走、不良馬場とは言え1分48秒台走破を成し遂げたスピード自慢。
勝って順調なはずなのに去勢なんて何を考えてるんだと思いましたが、しっかり休んで乗り込んだことがいい結果に転びましたね。陣営の判断は正しかったです。
追い切りもしっかり動いていましたし、気性の悪さで変な足踏みしただけで1000万や準オープンぐらいすぐ突破できる器だったということ。ここでも足りると思います。
トップディーヴォはBSN賞の再現が狙える、内の偶数後入れ絶好枠。
そして、追い切りを見た感じだとアスカノロマンが結構復調しているような…。昨年のみやこSよりもかなり良い枠ですし、ハコ内を奪えそうな隊列も予想付きます。今年はいいのでは?

そしてこういう条件で大外枠を引いてしまったエピカリスとテイエムジンソクは、あまりに不運だと判断せざるを得ません。
サルサディオーネ、モンドクラッセが内目にいて1列目には行けませんし、先頭を窺いつつ2列目半の外を回る形になりそう。
本来フラットなダートなら良い場所なのですが、超高速決着ではその場所が毎年一番危険な立ち位置なのです。
特にルメール騎手の場合、レパードSをミスだと言われているでしょうし、馬群の内には絶対に入れないでしょうね。レパードSよりも3秒は速いレースを、全部外回るの?ということなのですが…。






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