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★本日のメイン

福島11R
河北新報杯
◎10.ウインソワレ
○4.ファド
▲5.タケショウベスト
注15.クローソー
△8.キョウワゼノビア
△13.サフィロス

ウインソワレはかなり良いと思いますね。
この馬は2勝目を挙げてからかなり深刻なスランプに陥り、1年半ほど2桁着順が続いていました。
一度ビシッと絞って2勝目を挙げて、その後に馬体が回復せず、レースを使うごとにどんどん減るばかりで440kg台まで落ちていた時期とかち合っているので、体を支える軸の筋力が衰えていたのでしょう。
復調してきたココ5走の馬体重を見比べると、5走前に460kgだったものが前走は生涯最高馬体重の484kg。
あれだけ動けてなかった馬がようやく復調にこぎつけたと同時に、体がここまで増えて腹構えフックラ見せる形になりました。トモの張りが変わってきていたので、少しボテッと見せる形で良いはずです。

福島の馬場はだいぶ良好のようで、今年も過去2年と同様、1分8秒台フラット近くでおそらく決着するでしょう。
できれば前走に時計の速い決着で好走している馬を評価したい所。
詰めも甘すぎて勝つ時は時計遅い馬場というタケショウベストですが、一応評価はします。
しかしその隣のファドは、2走前に芝1200mを好タイム勝ちしていて、前走もなかなかの好時計決着。スピードはこちらの方がありそうですけれども。

京都11R
ファンタジーS
◎3.モズスーパーフレア
○8.コーディエライト
▲5.アルモニカ
△1.ペイシャルアス
△2.レグルドール

2歳秋の2勝級若駒の短距離戦なんて、溜めキレや上がり性能なんて考える必要なし。それを体現しているのがこのファンタジーS。
とにかく毎年逃げか併走2番手の馬どちらかが残りやすいレースで、先行勢総崩れなんてめったに起こりません。
そもそもスピードで図抜けて主張する馬の性能が高いこともあるんですが、レース経験に乏しい馬同士の集まりのため、一息で走ってしまう馬が多く、途中で息を抜いて走るのがまだ下手という事情もあります。差し脚を磨く機会が足りないと言い換えてもいいです。
なので、評価するべきは逃げ馬候補。レースではスタートセンス抜群、バテるか行ききるかという競馬を繰り返している馬。
そして、新馬戦で出遅れて勝つような馬は、前がさらに崩れにくくなる相手強化でより良い末脚を発揮できる確率が低いので、むしろ下げるべき。

狙いはモズスーパーフレア。小倉2歳Sのような完全外伸び馬場でも、微調整ながら外を回るような競馬ができず、とにかく気が勝ったタイプで突っ走ってしまうタイプ。
新馬戦で記録した1分08秒5は、夏の小倉開催の間に2歳戦芝1200mが15鞍あった中での最速タイムでした。スピードのポテンシャルは高いんです。
前回は流れが厳しすぎ、今回は競りもなく単騎で行けるはず。実際、あの展開で最後0.3秒差でまとめているのなら内容は評価すべき。
芝1400mを1分22秒2でまとめて勝ったコーディエライト、アルモニカも高く評価します。






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