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★本日のメイン

阪神11R
ポートアイランドS
◎8.マイネルハニー
○10.サトノラーゼン
△5.ミッキージョイ
△12.ムーンクレスト

例年であれば、そこそこ骨っぽい3歳馬と重賞帰りの古馬とで衝突し、タフな争いを繰り広げるシーンがあっても良いと思うのですが、今年の3歳馬はさすがに見劣りしますね。馬体が薄すぎです。
実績上位の古馬を素直に信用する手でしょう。阪神は馬場がかなり速い懸念こそありますが、そのレベルを問われるレースにすらならないのでは。
アッサリ行ききって余裕で押し切れるマイネルハニーから。サトノラーゼンも、阪神での安定感は図抜けている馬。
ムーンクレストにワンチャンスあるかというところ。

中山11R
スプリンターズS
◎7.ダイアナヘイロー
○3.セイウンコウセイ
▲4.フィドゥーシア
注8.レッドファルクス
△2.レッツゴードンキ

休み明けぶっつけで挑戦してくる有力馬がこれだけ多いと、路線別にみての文脈を読んで…だのが全く通用しません。
どうしても実績上位のレッドファルクスやセイウンコウセイは、下げられませんしね。
今後も2〜4か月以上空けてスプリンターズSに臨むパターンは増えて来るそうですし、何とも難儀なレースになってきました。
しかし、まだまだ通用するだろうということで追い切り指数重視、主に栗東坂路組。
本当に良い動きをしているダイアナヘイローが、ここでも足りるのではないかと。
いくら夏場の勢いを駆ってのものとはいえ、4連勝以上する牝馬は伊達ではないと思います。何か殻を破った部分があるはず。
久々にこの馬を見ることになるのですが、夏場のあれだけ暑い時期に、レースを使われつつ体重が増えるというのは相当な充実の証でしょう。
今の中山芝傾向にも上手く乗っかれる候補ではないかと感じました。

セイウンコウセイ、レッドファルクスは、いつも通りの高い水準で仕上がりが進んでいるようなので、一定の能力発揮を期待できるレベルだと見ます。
そして最近のスプリンターズS上がり重視の傾向に反発したい考えで、フィドゥーシアに注意すべきかと思いました。
アイビスSDで惜敗、セントウルSで完敗したものの、この馬は後肢のバネを活かして走りたいタイプで、どちらかというと息が入るスローで上がりをまとめて押し切るタイプ。
ちょっと前の長篠Sや、春先の2連勝がそういう勝ち方でした。短距離の高額条件によくある、スローだと末脚特化型有利という概念を退けられる逃げ馬です。
今回は過去の実績もあいまって、レッドファルクスやメラグラーナ中心に差し馬に人気が寄っていますし、2番手で進められる馬が多すぎるがために展開も厳しくなるものと見込まれています。
しかし、中山の今の芝がスローにかなり陥りやすく、土曜日になってもまだそういうレースが発生していました。脚を溜められるタイプの逃げは、かなり有利な状況です。
セントウルSで敗れた直後なのに1週前にかなり栗東坂路で動いていますし、ケロッとしているようなので、いい条件さえ引けば立ち直れてもいいかと。
ちなみに、セントウルSを勝ったファインニードルは、そのあとの調整が明らかにトーンダウン。おまけに鞍上も替わります。これはさすがにナシでしょうね。






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