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【阪神1R】
◎6.ニシノトランザム
○9.サンライズナイト
▲12.タイセイトレイル

 イグレットはヘブンリーロマンスの仔で最初からダートというのはこの父だからなのかもしれないが、まだ体つきは頼りなく見える。ここは初ダートに注目したい。ニシノトランザムは使いつつ大分しっかりしてきたし、血統的にも馬体的にもダート替わりは面白いと思う。前走は鞍上に戸崎騎手を配して1番人気と、相当準備はしていたはず。距離に若干の不安はあるが、それはどの馬も大体同じようなもの。芝での弾けなさという意味ではサンライズナイトも同様。タイセイトレイルも芝では追ってもサッパリ。ダートで体力活かす方が良いのではないか。


【中山11R】スプリンターズS
◎3.セイウンコウセイ
○6.ワンスインナムーン
▲13.ファインニードル
注8.レッドファルクス
△5.ラインミーティア
△7.ダイアナヘイロー
△9.メラグラーナ

 全体の指数を見て思うのは、これでGTなのか?ということ。短距離路線の低レベル化が激しい。それもロードカナロア産駒がなんとかしてくれるか、と数年後に希望は持っているが。レッドファルクスの連覇はかかるが、サクラバクシンオー以来の連覇となったのがロードカナロア。そのくらい強ければ連覇も可能だろうが、レッドファルクスがそこまで強いとは思っていない。ならばセイウンコウセイの方を取る。スローでも対応できるし、今の馬場で6秒台になることはないだろう。7秒前半までなら十分対応できる。

 注目したいのはワンスインナムーン。ヘクタープロテクターは父でも母父でも影響力が強く、筋肉質に出がちだが、この馬は以前はトモが甘く、非力さの方が目立っていた。それがこの夏から体重が増えたと同時にトモ量も増え、大分逞しさを増した。トモが強調されたことでしっかり腰高体型になってきた。高松宮記念は道悪も堪えていた。総じて小柄に出やすいアドマイヤムーン産駒は渋った馬場を苦手とする馬が多く、ワンスインナムーンも同様だったと思われる。500kgあるセイウンコウセイはお構いなしだったようだが。春とは馬場も体も違う。パフォーマンスを上げられる可能性は高い。

 他はシンプルに前哨戦セントウルS勝ち馬ファインニードル。鞍上大幅弱化だが、性能的には特に問題はない。サマースプリント王者も好走することが多く、ラインミーティアも注意を払いたい。ダイアナヘイローは時計的には問題ないと思うが、これだけ休まず使われ続けていて大丈夫なのかどうか。メラグラーナは前走スムーズさを欠いていたが、実際そこまで持ち時計はない点は気掛かり。ただ、展開は向いても良さそうか。





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