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【中山11R】セントライト記念
◎15.スティッフェリオ
○7.アルアイン
▲5.ミッキースワロー
注4.クリンチャー
△2.サトノクロニクル

 指数で突き抜けているように、アルアインにとってここは相手がかなり弱いのは間違いないだろう。ただし、気になるのはアルアインの本当の適性。馬体からはマイラーだと思っているし、皐月賞、ダービーの内容・結果を受けても、そのイメージは変わらないが、新潟で代替だった時にイスラボニータが勝っていて、当時も相手は弱かったし、同じ構図なら大崩れはしないか。懸念材料をもう一つ挙げるとすれば、今週の馬場は雨が降っても細身のタイプが有利ということ。土日の傾向からは馬場適性には少しの疑問がある。

 今回期待したいのはスティッフェリオ。夏に馬体重を減らして出て来たが、これは絞れたものだと思う。函館でのレース内容からは決め手とスタミナを示せているし、負けた時もスローで届き切らなかっただけ。細身の傾向にも合致しているし、条件は揃っていると思う。足りないのは指数だけだが、1000万で僅差に走れるならこのレースと今年のメンバーなら十分。

 ダービー、またはラジオNIKKEI賞組の関東馬というのがセオリーみたいなレースだが、今年該当馬は無し。今年のメンバーで関東馬から捻り出すとしたらミッキースワローくらいしかいない。不器用なタイプで1800mも短い。前走あわや差し切るかというくらいまで行ったことの方が驚き。このコースも勝っているし、雨の影響が残るなら尚良いか。

 クリンチャーは持続力は高く、走りとしてもコース適性はあっていい。上がり勝負に持ち込んでも負けるのは目に見えている。勝ちを目指すならスタミナ勝負に持ち込むしかない。特に、ダービーでは全く持ち味を出すことが出来ない騎乗だった鞍上が、その反省を踏まえれば今回は主張していくはず。サトノクロニクルはラジオNIKKEI賞の57kgは重かった。世代限定戦なのにハンデ戦という意味不明な条件で無駄に背負わされるだけ損になってしまう春の実績。小回りが向いているわけでもないので、56kg以下でもどうだったかという印象だが、中山でも外回りなら巻き返せても。





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