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【中山10R】ながつきS
◎15.ウインオスカー
注5.ヒカリマサムネ

 アトランタ単体でもHペース確定なのに、ヨウライフク、エルフィンコーブといったハナ希望馬までいたら相当速くなる可能性が高いのでは。ウインオスカーは好調だし、枠としてもすごく競馬がしやすいはず。関西若手騎手の中には中山経験が少なく、仕掛け処を全く掴めていない騎手もいるが、菱田騎手には一応勝ち星があるのなら。展開が向きそうということならヒカリマサムネ。ブラッドストーンSもそんな展開だった。


【中山11R】京成杯AH
◎8.ブラックスピネル
○6.グランシルク
▲14.ミッキージョイ
注5.マルターズアポジー
△2.ボンセルヴィーソ
△4.オールザゴー
☆9.ウキヨノカゼ

 近年は開幕週とはいえ差しも効く中山。土曜は下級条件では前残りが多かったが、重賞の紫苑Sではスローでも差し・追い込み決着。このレース自体、逃げ馬はここしばらく勝っていない上に、関屋記念と京成杯AHの両方を勝ったのは、京成杯AHが新潟で行われた時、つまり、関屋記念と京成杯AHが全く同条件だった時のクラレントのみ。マルターズアポジーは中山でも勝っているし、マイル重賞対応のスピードも示したことは確かだが、この馬の潰し方が簡単だということもまた七夕賞で露呈していること。マークされる逃げ馬の宿命ではあるが、このタイミングでも前走同様マークが薄いということはあり得ないだろう。そんなことが起こったとしたら、他は何をやっているのか、ということになる。楽々逃げられれば58kgでも簡単に止まる馬ではない。

 何故こうまで勝てないのかは正直謎だが、グランシルクが安定感では一番だろう。ただ、勝てないのにはそれなりの理由があるはず。今回も決め切れないというパターンは十分考えられる。それならまだ、勝ちパターンがあり、能力的にも足りるブラックスピネルに期待したい。Hペースを前で凌ぐスタミナが無かった安田記念。時計も上がりも速いと微妙に足りないマイラーズC。スローで時計平凡な東京新聞杯。Hペースでも上がりが掛かって差す形なら好走できた京都金杯。これらの近走の流れからは、適度に時計も上がりも掛かり、スローだとしても差しが効く状況は、この馬には嵌りそうに思う。

 穴ならミッキージョイ。このクラスでも見劣りはしない。一旦差して勝ってしまったことがこの馬の不運だったかもしれない。京都金杯も東風Sもかなり極端な位置取りだったが、本来はそんな馬ではない。前走は不良馬場でノメリまくっていて参考外。中山は絶対に合っている。逃げなくても良いが、流れに乗った競馬はできるはず。後は相変わらず調子の上がらない鞍上と外枠、時計を詰められるかが課題。

 能力的には劣るが、3歳馬2頭も時計次第では、というところ。ウキヨノカゼは関屋記念時のデキは抜群だった。少なくとも、ニューイヤーSの頃のカスカスの馬体とは雲泥の差。こちらも展開と時計次第の面はあるが嵌れば。




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