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★本日のメイン

阪神11R
エニフS
◎4.ウインムート
○13.ラテンロック
▲3.アールプロセス
△10.ナガラオリオン
△6.ピンポン

ウインムートが初ダートで勝利した桶狭間Sは、1分22秒8で決着したのですが、これはプロキオンSよりも速いタイムでした。
この馬は蹄や繋の質でダートの方が走ると思いはしましたが、結果的に性能自体も高いと思います。この水準だとはちょっと思っていませんで。
自ら展開を制した上で、速い時計で走り切る。これに勝る戦略は、今のダートにはありません。オープンクラスならここでも信用します。
ある程度それだけ速い水準、1分23秒フラットぐらいの決着が見える場面なので、速い記録がないマイネルバールマンやイーデンホールに期待しすぎるのは危険。
休み明けですがラテンロックやアールプロセスの方が、スピード性能では評価できると思います。
ナガラオリオンもその水準の記録はありますね。だてに年ばかり食っていません。

中山11R
紫苑S
◎7.ポールヴァンドル
△3.ライジングリーズン
△11.カリビアンゴールド
△13.ミッシングリンク
△15.ルヴォワール
△16.ディアドラ

パドックコメントを見ると、細身・薄身・細身・細身…という文字が並ぶ馬ばかり。
春の3歳牝馬の肉付きはそんなもの、と言えばそうなのですが、トップクラスから少し外れる水準の馬ですから仕方ないところ。
おそらくは持ち味が瞬発力のみ、ほんの少しスタミナが補正できているか、という馬ばかりの番組なのは、重賞に昇格しても本質的には変わらないはずです。
そういう馬の集まりの中で、500kgを優に超える馬体で、どっしりしたトモ幅と腹袋があるポールヴァンドルは、一線を画す馬だと言えるでしょう。
ただ単に鈍足の大型馬というわけではなく、現時点で古馬1000万相手に勝てる3勝馬でもあるので、これは完成度の証明。
東京コースが合わず中山は大得意というのも、走法を見ると頷けます。昨年とは違って先行馬が案外少ないメンバー、ここでもリードできる立場ならいろいろな要素が有利と見ます。

ディアドラは前走のHTB賞で大幅に馬体を減らし、この直前も追い切り軽めだったのが気がかり。中山までの長距離輸送もあるわけですし、当日馬体重が戻っていたからと言って安心はできません。
その他の差し馬は、あくまで当日の仕上がり次第ですし、馬体回復や成長をちゃんとしてきたか確認もした方がいいです。どうしてもどれか一頭を有力視、とはできませんね。
福島に出走した時かなり絶好調のようだったミッシングリンクには要注意。行った行ったがあっても、本来はおかしくない開幕週です。IDMも足りているので。






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