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★本日のメイン

小倉11R
北九州記念
◎17.プレイズエターナル
○7.アルティマブラッド
▲10.ダイシンサンダー
△14.ツィンクルソード
△8.ファインニードル
△3.トウカイセンス
△15.ミッキーラブソング

ハンデが絶妙すぎてずば抜けた力を持つ馬が全くいないレースですし、どれもほんのちょっとした要素で逆転が起きてしまいそうな能力差しかありません。
馬のキャラで主張するのではなく、外的な要因も含めて考えた方が正解に辿り着けるのではないかと思います。
土曜日の小倉芝の競馬を見る限り、馬場状態は良好ではあるんですが、小倉4週目にしてとうとう内が荒れ始め、馬群の大外一気が通用するようになってきました。
超前傾ラップになりやすい北九州記念ですし、これが影響しないわけがない、と考えます。
そうなれば狙いは、生涯で上がり最速を何回も記録している末脚特化タイプのプレイズエターナル。
準オープンでも勝ち味に遅く、よっぽど条件が整わないと勝てない、そして自分の競馬に徹するしかない不器用なタイプですが、今回はかなり条件が整ったのではないでしょうか。
相対的に上がり性能があんまり大したことがない、先行ごり押しタイプが出揃いましたし、似たような徹底追い込みタイプがいませんし、最有力差し馬とみられるキングハートは長距離輸送心配な不利ローテ+56kgという2重苦。
おまけに今現在馬場状態がかなり良さそうで、差すには絶好の8枠に入りました。
ついでに北村友一騎手はサマージョッキーズシリーズで現在ポイントトップ、シリーズ優勝ラインまでおよそ重賞1勝で辿り着く圏内。モチベーションはかなり最高のはず。
この馬しか見えないというほどにいい条件だと思います。

基本的に人気を評価しても…というレースですし、可能性はかなり多くの馬にあるので、相手はこれと決めつけない方がいいと思います。
ただ、アルティマブラッドはCBC賞で不利を受けて流した内容なのに、あまりに人気がなさすぎでは…とは感じますね。
ミッキーラブソングも路線変更が吉と出る可能性も…。

新潟11R
STV賞
◎2.エイシンローリン
○1.カジキ
▲3.ウォータールルド
▲10.ドラゴンゲート

オープンのハンデ戦なのに、先行馬の足を止める程厳しい流れにはなりにくいのかな?と例年の傾向を見て思うレースで、とにかく行ききれば止まりにくいですし、内ラチ沿いをピッタリロスなく回れる馬が有利すぎるレース。
スタミナ勝負や持久力勝負ではなく、隊列予想をした方がいいと思えるほど特殊な条件です。
昨年このレースを勝ったエイシンローリンですが、脚部不安からの復帰が長引いて状態微妙ですが、もしまともな形で出て来れるのなら今年もかなり有利な枠。ひとまず前日時点では上位に据えます。
昨年このレースで僅差の4着だったカジキは、新潟コースに対しては適性が高いはず。そして昨年とは違い、絶好の最内枠です。おそらく逃げか2番手を争う位置取りとなるでしょうし、状況には恵まれたと感じました。狙いは立つはず。
ウォータールルドもダート1200mはむしろ合う方、プロキオンSで先行させてひと叩きというローテーションはなかなか良いと感じます。9歳ですが今回の相手弱化の落差は相当大きいでしょう。衰えよりは条件好転を見て。
ドラゴンゲートは隊列予想をすれば確実に入ってくる1頭。52kgで戸崎騎手、2番手に取りついてあとゴール前で何かもう一押しあれば…と雑に願いつつもそれでも何とかしてくれる騎手なので。

札幌11R
札幌記念
◎3.ヤマカツエース
▲1.サクラアンプルール
△4.ロードヴァンドール
△5.マウントロブソン
△6.タマモベストプレイ
△12.マイネルミラノ

いやさすがに、2000mが久々で対応力未知数のサウンズオブアースやエアスピネル、マウントロブソンの可能性を考えるより、2000mの重賞4勝で完全に適距離と言えるヤマカツエースから入る一手でしょう。
大阪杯で好走する能力を示しつつ、宝塚記念をパスして早くからここ、と決めた選択も良かったと思っています。

どのみち目標は結構遠めにあって、秋冬のG1が狙いでココがテストのサウンズオブアース、どのみちマイル路線に舞い戻るであろうエアスピネル、そもそもコンビの予定ではなかったマウントロブソン。
これらの馬を実力があるからと押さえるのか、あるいはちゃんと2000m向きの能力のある馬を評価するのか。
全然トレードオフにはならないと思うんですが…。





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