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ニュースとしては先週のものになりますが、今の２歳世代から降級制度が廃止に。高額条件を増やす狙いもあるようですが、ならば同時に下級条件を減らしてもらえるのだろうかと。近年の中ではレベルの低い今の３歳世代。本当に未勝利戦のパドックが辛い。春先くらいからですけども。立場が違うから出る意見ではありますが、個人的には３歳未勝利戦はダービー週までにしてもらいたい。新馬戦開始を早めたのなら、未勝利戦が終わるのも早めないと。レアケースはあるものの、１年の猶予期間内に勝ち上がれなかったりデビューできなかった馬が大成することは限りなく少なく、馬見の視点からは、そんな「底」のレースを一日の1/3〜1/4近くやられても、という気持ち。
【新潟８Ｒ】
◎４．コパノビジン
○７．ヤマイチジャスティ
▲10．フクサンローズ

　注目はヤマイチジャスティ。出来も良かったし、馬体的にも距離は大丈夫そうだったが、厳しい展開の中、この鞍上らしからぬ積極的競馬が仇になった。もう少し中距離の走りを見てみたい。だが、安定を取るならコパノビジンか。マイルではやや後ろからになってしまうが、この距離で内枠、このメンバーなら、ある程度高い位置を取れるはず。前走は詰まる不利もあったが、そういったことを回避するためにも、この枠なら控えすぎは得策ではない。減量も込みなら粘り込める。フクサンローズはスピード面には課題を残すが、スタミナは示した。ハッキリ言って、福島から通して戸崎騎手以外は何なのかと言いたくなる結果ばかりだし（新潟に入って岩田騎手はなかなか良いが）、多少の不備くらいなら目を瞑ってもいいのかもしれない。リリカルホワイトは脚抜き良い馬場でないとどうか。鉄砲もダメな履歴。アームズレングスは脚元が悪すぎるしスピードもない。前がバタバタに止まる展開ならだが、その時はこの馬も休み明け。息の心配がある。


【新潟11Ｒ】越後Ｓ
◎２．エイシンバランサー
○５．ドラゴンゲート
▲６．ヒカリブランデー
注８．ドリームドルチェ
△14．ウインオスカー
△４．ボンボンキャスト

　エイシンバランサーは左回りの方がスムーズなのだろう。1200ｍでも問題はなさそうだし、ポジションも取れる馬。下手に包まれたりしなければだが、今の岩田騎手ならある程度信頼しても。基本的にはコース適性を示している馬をピックアップしたい。ドラゴンゲート、ヒカリブランデーは有力。ドリームドルチェはややクラス頭打ち感はあるものの、一応唯一のクラス２着実績はこのコース。ボンボンキャストも新潟専門と考えれば拾える。ウインオスカーも最近好調で充実期。菱田騎手とも手が合っているようだし、本来は外枠有利コース。
　スミレは軽ハンデで勝った馬で、降級馬といえども、ＯＰでは全然。55kgでどこまでやれるのか。コンテナは下級条件なら位置を取れた分、スムーズな競馬ができていたが、このクラスになってくると回りも速い。この枠で囲まれるようなポジションになってしまうと不安がある。アーズゼウスやドラゴンゲートがやりあったりして縦長になれば捌く必要もなくなりそうだが。


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