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★本日のメイン

函館11R
巴賞
◎7.アングライフェン
○6.サトノアレス
▲3.スーパームーン

本当に脚元に難ありの馬ばかりで、それは若いダンツプリウスやサトノアレスも例外ではありません。
正直言って、条件変化での変わり身がほぼ期待できないメンバーだと考えていいでしょう。函館実績もほぼなく、適性ナシでも少頭数だからこそ突っ込んできたメンバーも多そうですし。
なので、こういう場合はIDM頼み。
全く連対がないままでもサトノアレスに対してIDMで優位にあるアングライフェンを上に考えます。実際、ただ馬体が細くて重賞で足りないだけで復調気配はありますし、自分のペースで動いて行ける少頭数はプラスになるタイプでしょう。
スーパームーンも、変な蹄鉄履かず脚元自体は問題ないと思います。鉄砲は走るタイプ、唯一の函館コース実績持ち。

中京11R
CBC賞
◎15.タイムトリップ
○18.トーセンデューク
▲16.メイソンジュニア
△13.エイシンスパルタン
△12.アルティマブラッド
△10.アリンナ

G1馬の登場がなく、重賞を一つ勝つのがやっとというメンバーだと考えれば、妥当とも思えるハンデ戦フルゲート。
メラグラーナだってバランスの悪いフットワークで弱点はありますし、どの馬にもチャンスがあるレースだと考えれば、CBC賞の例年の傾向をなぞるのが大事だと思います。
CBC賞は3コーナーが近く直線が長いため、コースの傾向としてはペースが緩みやすいというのがありますが、重賞レベルでしかもハンデ戦なら、結構激しくやり合うのが常。
その上今回のように、軽量3歳馬が展開を先導(アリンナ50kg)し、気性に難のある掛かる馬(シャイニングレイ)がさらに仕掛けを急ぐとなれば、ほとんど緩む部分がないのでは。
馬群の内で詰まらされる不利が大きく、外枠の馬が徐々に有利になってくるため、距離適性が若干長めの馬が外枠に入って持久力で上回るパターンに期待します。

タイムトリップはやはりマイルが長かったと考えるべきなのでしょう。
ニュージーランドTでもNHKマイルCでも、見所のある競馬をしてくれたのですが、レース全体と噛み合う動きではなく、最後にハマる末脚は使えませんでした。やはり1400m以下の馬なのでしょう。
ロードアルティマ産駒ですし、速い流れで引っ張ってもらってこそ。今回はかなりチャンスが大きいのではないかと。
トーセンデュークは1200m自体が初。しかし、京王杯は遅い流れに噛み合わず追走で掛かっていました。直線の内不利壁不利よりも、そちらの方が影響が大きかったはず。
速い流れで引っ張ってもらう、スピード勝負になることは歓迎できるタイプでしょう。マイルでも成績を出せる馬ですし、今回はポジティブに考えてもいいはずです。
メイソンジュニアも、芝1200mオープン勝ち馬。1400m、1600m重賞で先行して戦える持久力が最低限あるので、バテることはないはず。意外とマークが薄いようですね。

1200mばかり使っている馬が苦しい場面だと決め打っているので、極端に外に寄せるのもアリだと思います。

福島11R
ラジオNIKKEI賞
◎4.マイネルスフェーン
▲8.ビービーガウディ
△11.セタブリランテス
△1.ロードリベラル

ラジオNIKKEI賞が行われるのは、開幕週の福島芝1800m。おまけにハンデ戦です。
直線だけでなくスタート直後も短く、道中から仕掛け合戦が始まり、外を回ると距離ロスが甚大。
こういうコースで行われるのに、全ての馬にフラット・イーブンな条件になるわけがないんです。コース適性も重要ですし、ポテンシャル頼みの競馬をして押し切れると思うこと自体が贅沢すぎ。
このレースに関しては、馬体的に恵まれずあまり安定感のないタイプであっても、小回りの経験があることが大いにプラスになるはず。しかも、雑に乗ればチャンスのある馬でも好走機会を失ってしまうレースだと思っています。
「強いこと」を追って評価するやり方だと間違う場面です。

タフな小回りの中距離レースで結果を残した馬、ということならマイネルスフェーンでしょう。
今年のダービー勝ち馬レイデオロがその強さをいかんなく発揮したホープフルS。2歳の中距離重賞でおそらくは一番レベルの高いレースだったはずです。ここで馬群の内を掬って2着だった内容は光りますね。
道中の緩みがほとんどないラップで、大味に走らず瞬間加速が効くことを示していますし、馬群で揉まれても怯まない気性もいいので内枠がプラスになります。
今年も大半が大回りコースや直線の長いコースでの成績ばかりが良い出走メンバー。その中で、カーブの小さい小回りで、タフなレース質での好走経験があるのはこの馬だけ。
休み明けの2戦は、東京の2400mですし適性が全く違います。大敗でもやむなし。本当に今回、仕上がりさえまともならこの馬軸でいいと思うんです。

そしてカジノドライヴ産駒なのに芝の2000m以上で好走し、ポテンシャルが結構高いと思っているビービーガウディは注目しています。
中山の芝1800mで僅差接戦もありますし、適性は今回のような1800m消耗戦が合うと思うのですが。
ロードリベラルも最内枠を引いたのなら、福島コースでの2勝目がある馬ですし、拾っておきましょう。

サトノクロニクルはあんまり福島の実績がない川田騎手が乗ることもマイナスだと思っています。そもそも大回りコースでばかり走っている馬ですが。
クリアザトラックはディープインパクト産駒という字面さえ隠せば、あんまり大したことのない馬なのが誰でもわかるはず。過剰人気だと思うんですけどね…。
ライジングリーズンは歩んできたローテーションからして、ちょっと勝つ候補とは思えません。
ウインガナドル・ニシノアップルパイは、先手を争う同型同士。ハンデ戦で少頭数、途中からやってくる捲りにも対処せざるを得ないだけに、立ち位置的に苦しいと思います。期待値の悪い馬だと思うので。






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