展開予想へ戻る



【東京9R】稲城特別
◎3.ストロングレヴィル
○5.コスモピクシス
▲1.サンデームーティエ

 ストロングレヴィルの前走レースはダービー前日。まさかダービーがこれより時計の遅い決着になろうとは思いもしなかったし、そんな理由で評価するわけではないが、長めの距離でスタミナを活かす形は合っている。できれば前回勝ってほしかったが。サンデームーティエはここも楽な展開が見込めるので、残せてもいいだろう。コスモピクシスも軽いスタミナタイプ。距離は初だが、新味を期待してみたい。一応決め手は堅実な方で、届かないが、毎度上位の上がりは使っている。


【東京11R】パラダイスS
◎5.グランシルク
○9.ロードクエスト
△3.ショウナンアチーヴ
△4.タガノブルグ
△2.ウインガニオン

 雨が降るのか降らないのか、降っても影響の程度が微妙で読みにくいが、能力的にはグランシルクとロードクエストが一つ抜けた存在だろう。馬場がどちらに転ぶにしても対応できそうなのはグランシルク。一方、ロードクエストは富士Sの負け方が気掛かり。切れ味はあるが、3歳以降で結果が出ているのは上がり35秒台のレース。レース内容を数字で見ると、新馬や新潟2歳の頃の面影が見られない。距離は問題ないと思うが、時に変な荒れ方をするレースでもあり、崩れがあるとしたらロードの方か。そんな時の紐候補としては3頭。タガノブルグは良馬場の1400mならあまり崩れない。タンザナイトSも大阪ハンブルグCも稍重で時計が掛かっていた。東京新聞杯と谷川岳Sはマイル。5走前のオーロCから昨年のこのレースまで新潟の1400mも含めて僅差の3、4着。もう一つ上手く嵌れば。ショウナンアチーヴはNZTを最後に勝ちから遠ざかっているし、そもそもショウナンカンプ産駒に成長力はほとんど期待はしていないが、それでも一時期よりは大分レース内容が良くなってきた。あまり上がりが速いと辛いが、雨の影響が少し出るようなら一考の余地あり。少頭数なだけにスローで展開向けばウインガニオンの残り目など。


【阪神11R】宝塚記念
◎10.キタサンブラック
△7.レインボーライン
△8.ミッキークイーン

 キタサンブラックの春三冠を見守るレース。少頭数でもキタサンブラックにとって不利な上がり勝負に持ち込むわけがなく、自らスタミナ戦にできる強みは大きい。やはり本当に強い馬はスタミナも証明してこそだと思わされる。雨が降っても大きな不利ではないだろう。雨だとすれば、昨年負けたサトノクラウンやシュヴァルグランは積極的には評価しにくい。シュヴァルに捌きミスはあったが。条件好転しそうなところをピックアップしておく。レインボーラインはスピードはないが、スタミナはある。天皇賞(春)のようなレコード決着では辛いが、時計が掛かるなら。日経賞は非力なタイプが全滅していた日で、そこで4着はむしろよく走った方だ。ミッキークイーンもスタミナ方向。スローの瞬発力勝負では大したことない、というのが今年のヴィクトリアマイルの内容でもあった。むしろ一昨年のヴィクトリアマイルのような底力が問われる流れでこその馬。ならばキタサンブラックが作る流れは好都合。





展開予想へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||