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★本日のメイン

阪神11R
グリーンS
◎2.リッチーリッチー
○9.ウインスペクトル
▲1.クィーンチャーム

少頭数のハンデ戦とはいえ、これぐらい長い距離になるとスピード持久力が問われるでしょうから、軽量有利と単純には言えません。
能力一番手は間違いなくリッチーリッチー。しかしこの馬、デムーロ騎手と重馬場の助けを借りての連勝ですし、鞍上が替わってのトップハンデなので、またジリっぽい面を出さないか一応注意は必要です。体力が断然上なので、変な止まり方はしないと思いますが。
逆転があるなら、馬場状態の助けを目一杯活かした馬。土曜日の阪神芝は本当に絶好の状態で、上のクラスでは前が止まりませんでした。ウインスペクトルはここでは逃げイチ。セセリが絡んでこないなら相当楽なはず。
クィーンチャームはあくまで成長があれば、です。2400mになるとあんまり最内枠の利点などは少なくなってしまいますし。

東京11R
安田記念
◎16.ロゴタイプ
○18.ステファノス
▲4.アンビシャス
★12.ビューティーオンリー
△11.ブラックスピネル
△7.グレーターロンドン

大阪杯組は現状、直近のマイル戦での履歴が乏しいことで評価を下げていて、マイラーズC組が上位人気のようですね。
しかし正直、今のマイル路線トップとみなされているイスラボニータは、前走やっとの重賞勝利、基本手前替えをしすぎる馬で相当乗り難しいタイプ。馬体も薄く、京都のスピード競馬に適合しすぎてる部分もあるのでは。
エアスピネルも同様でしょう。この路線に新味を見出したまではいいんですが、この路線トップの成績には見えません。あくまで流れと条件が合えば、でしょう。
そう考えると、やはりタフすぎる競馬を経験してきた差で、今年も別路線中距離組みに期待したほうがいいんじゃないか、と考えます。

まず注目は昨年の勝ち馬ロゴタイプ。
おそらく体つきも追い切りも昨年より良いのでは?と見えますし、香港マイルもスタートミスと不利がなければ上位馬に対して逆転もある水準でした。そして単純に、マイル圏ではイスラボニータよりも格上では?関東圏に限れば成績もパーフェクト、G1格があることも強みです。
安田記念はそれなりにリピーターが通用する条件ですし、イスラボニータにある適性不安もこの馬にはありません。
そして、大阪杯組のステファノスとアンビシャスも、マイル路線組と馬体重は一緒ぐらいで数字上の差はあまりないのに、トモ幅や腹構えは全然違います。緊張感が持続できる、スタミナがある根拠とも言えます。
そしてステファノスはマイル重賞で1分33秒前半で優勝した経験を持ち、アンビシャスはマイル戦では2戦2勝。距離を克服できるベースはあるんです。馬体をぶつけられて怯む可能性はあるものの、枠や脚質的にそれを避けられる手があるのもいいです。

そしてさらに、例年なら骨太でパワーばかり、東京芝の1分32秒台高速決着では不要だと考えられた香港馬ですが、ビューティーオンリーは趣が違うようで要注意。
このレースでブリッシュラックとサイレントウィットネスで好走させたクルーズ調教師の管理馬ですし、血統もデインヒル系。
そして香港でも、時計の掛かる馬場になると他の馬に譲るところはあるものの、香港で1分33秒台の決着なら4勝2着3回、3着以下なしとパーフェクト連対。香港マイル路線でスピード競馬になると圧倒的な安定感を持つからこそ、そこそこ負けるのに能力最上位だと確固とした評価を獲得しているようですね。
これは馬体を見るのが楽しみ。華奢に見えるほどなんでしょうか?いろいろ想像が働きます。こういうタイプはちょっと注目して見てみたいですね。

まとめるなら、現在の日本のマイル路線組をそっくり軽視し、別路線の馬を重視。続いて香港馬もチャンスありと見ます。






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