出 馬 表へ戻る



★本日のメイン

中京11R
知立特別
◎4.ワントゥワン
◯5.ブレイズガール
▲15.リヴィエール
△12.テンテマリ

500万をようやく勝ち上がったばかりの馬のIDMが、◎や▲になってしまう相手関係。
まあ、前走1着馬にも伸びしろは確かにあるのでしょう。しかし、1000万下組の近走の体たらくが酷い、ということでもあると思います。
夏から秋にかけて使い込んで、500万の馬に劣ってしまうということですよ。もうここからデキが上向くことだってないのに。
当然、前走内容の良かった前走1着馬を評価する手です。

ワントゥワン、ブレイズガールの2頭の勝ち方は強烈でした。この2頭をここでも評価。
ワントゥワンは前走、中団から外へ向かって追い出そうとした際、よっぽど手応えがいいのかほぼ持ったままでしたね。
ブレイズガールは、前走ラスト200mで手応え十分に抜け出した逃げ馬とまだ8馬身ほど差があったのに、強烈な末脚で間に合わせた内容。
若干内にキレたための視覚的な効果もありますが、2枚は実力が違う抜け方をしたと思います。まあIDMだって伸びるでしょう。

土曜日の雪の影響もあり、すっかり中京芝は開幕週からボロボロになってしまいました。
何をどうひっくり返しても、外差し大外伸び馬場になるのは必至。無条件で差し有利状況でしょう。

中山11R
京成杯
◎3.イブキ
○8.コマノインパルス
▲2.マイネルスフェーン
△15.バリングラ
△13.メリオラ
△14.ベストリゾート

レイデオロに中山2000mで敗れた2頭は、G2と500万下の差こそあれ、ほぼ全く差はないものとなったようです。
実際そういう印象はあり、2歳戦はまだまだ1勝級レベルの馬は、発揮している実力にそれほど違いはありません。
だもんで、今回のメンバーは馬で評価しようと思っても、現実問題それほど差が開く根拠がないんです。
また馬場のちょっとした気まぐれで相当おかしな決着になった、シンザン記念のような流れがあるかも知れません。
重要なのは、馬の資質オンリーで評価しようとしないこと。必ず、その場で起こる流れを上手く自分のプラスにできる馬、当日のトラックバイアス有利を一身に受けた馬じゃないと勝てないと決めてかかることでしょう。
根詰めて馬を見ないことが大事かもしれません。

というわけで、レースの履歴を見つつ、近走比較からの上げ下げで評価するならイブキがかなり気になります。
ルーラーシップ産駒は、芝の良馬場マイルをまともに勝つスピードがない血統で、1600mの成績は相当悲惨になっているんです。しかし、中山2000mだけはとてつもなく走る。ローテーションは悪いながらも、今回は大幅な条件好転となる場面だと見ます。
本当は新潟2歳Sで先行して3着という内容がいいんですよね。新潟2歳Sは、基本的に道中のポジション争いが結果に反映されにくく、無欲の追い込み馬が毎年向くレース。
馬場の伸びない内を進ませて、しばらく先頭で粘り込んだのなら、おまけに馬のタイプを考えれば、相当ポジティブに考えられる3着でしょう。
追い切りも非常に良い動きでしたし、期待できる方の馬だと思うのですが…。

コマノインパルス、マイネルスフェーンは、今回と同じ条件にて高いレベル(今回のメンバーで上位のIDMになるほど)で走れたこと。これが大したアドバンテージとなるはずです。
中山未経験・上のクラスの2000m未経験の馬は、これを逆転するのが結構骨ではないかと。
チャンスのありそうな馬を連下で拾うにしても、この上位3頭に逆転は出来ないのでは。

京都11R
日経新春杯
◎11.ヤマカツライデン
○8.ミッキーロケット
▲10.モンドインテロ
△6.レッドエルディスト

土曜日の雪というよりも、先週の重馬場が影響して、京都の芝は結構ボロボロになっています。
しかし、中京のような無条件外差しではなく、一様フラットという風に見えますね。
むしろ追い込みが通用せず、逃げ馬から好位外差しまではほぼイーブン、上がり最速馬が活躍するとも限らず、ある程度高い位置を確保してからの凌ぎあいという様子。

それを考えると、明け4歳優勢と思われているムードの中、今回のメンバーは結構怪し気ですね。
3000mでも後方に回った脚の使い所の難しいモンドインテロ、徹底した後方一手ながら58kgを背負うレーヴミストラル。これらが外人騎手。
そして気を抜くとすぐ後方に下がってしまいがちなミッキーロケットを筆頭に、後方から大外回ししかしたことがないレッドエルディスト、勝負所でいつもズブくなってしまうカフジプリンス。これらが明け4歳馬です。
マークは完全に後ろになるんじゃないでしょうか。
このムードの中であれば、ノーマークの楽逃げが成立してしまってもいいのではないかと。

ヤマカツライデンは、後半の二枚腰があり、平坦のみならず坂コースでも直線長いコースでも粘れている、非常に優秀な逃げ馬でしょう。
演奏の京都大賞典は、キタサンブラックが2番手でピッタリ張り付く流れで、全く猶予を与えてもらえませんでした。
今回はそれと比べると遥かに相手が落ちていますし、2番手が遥か格下(ウインインスパイア?)で、展開的に息も入ります。
ヤマカツライデンは決して京都芝2400mが下手、合わないキャラではないでしょう。おまけにちゃんと強い方の馬だと思うんですよね。







出 馬 表へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||