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★本日のメイン

中京11R
愛知杯
◎1.クインズミラーグロ
◯10.シャルール
▲4.サンソヴール
△7.プリメラアスール

クリノラホールやダイワドレッサー、ヒルノマテーラの追い切りを見ていると、やっぱり寒い冬に苦労しているという印象を受けました。
夏から秋にかけて絶好調だった馬が、1年で一番底冷えする冬になると、どうしても体調維持は難しいです。
まあそりゃそうですよね。体だって固くなりますし、秋口に激走した疲労が尾を引いてしまうのも無理からぬところ。
プリメラアスールもそうですが、明らかに秋に狙いのレースがあり、そこまでピークが続いた馬は、もう落ちているものと考えた方がいいです。
その流れと交差するように、今、上昇曲線を描く馬を評価するべきでしょうし、夏から秋にかけてまるで見せ場のなかった馬が、むしろここで狙いになるのでは…とは感じます。

追い切りで一番良いと思ったのはクインズミラーグロ。
夏場に430kg台だった馬体が、秋に急に460kg台に増えて2度凡走。前走はやっと馬体が絞れて、久々にシャキッと走れたという経緯でした。まあ、放牧を挟んではいますが…。
夏から秋にかけて馬体を痛めていないことで、仕上げが難しそうなシーズンでもスムーズに動ける面があるはずです。
何より前走は、出遅れ顕著なこの馬が好位で折り合えての激走でしたし、いろいろと進境が大きいはず。
まさか昨年と同斤量だとは思いませんでした。今回はチャンスだと思います。

とにかく掛かり癖が課題のシャルールは、今回のフォーリー騎手への乗り替わりで一変する可能性があるはず。
そもそも2000mがいいタイプですし、展開も向くには向くはず。プリメラアスールのいいリードに先導される形での好走があっていいでしょう。この馬も秋口の傷みは全くないです。
サンソヴールは、遅めの展開をスンナリ運んだ時しか好走パターンがありませんが、それ以外はずっと競馬を投げるタイプなので、意外と馬体はいいです。
前走は先行勢総崩れ展開で直線不利、巻き返す根拠はあるはずです。
プリメラアスールは追いきりの動き一息でしたが、展開有利も考えて。

中山11R
ジャニュアリーS
◎7.ディーズプラネット
◯8.レッドラウダ
△1.ワディ
△4.ゴーイングパワー
△9.メイショウノーベル
△13.マキャヴィティ

上がり目の見えない、脚部不安も目立つ高齢馬がやたらと多く、それでいてシゲルカガやナンチンノンのように、展開を荒らす癖に粘り込みもしない問題児も複数登場。
オープンでの安定感もなくレベルも低いわりに、展開激化があっておかしくないメンバーですね。しかしデキでの評価は難しいところ。
それならば、体が痛んでいない分馬体もピチピチに見せる、明け4歳馬を評価したい場面です。

ディーズプラネットは、端午Sは勝てましたが、1400mよりは1200mというタイプなのでは?
そもそも前走のファイナルSも、集団の後方内を回りつつも追走で掛かっていましたし、距離は縮めて吉でしょう。
新馬勝ちの後、札幌や門別までついて回った横山典弘騎手が再騎乗。これは、厩舎としても勝負気配があるものと感じます。
多少足癖の悪さはありますが、筋肉量は抜群で消耗戦向きのレッドラウダも、4歳で馬体は光って見えるはず。ここが本線。
その他は、展開崩れの可能性に期待したい所。

京都11R
新春S
◎6.レッドアヴァンセ

レッドアヴァンセは、一度3歳春に馬体がごっそり減って、ずっと加減気味の調整を続けていた馬です。
一番肝心だった3歳クラシックの本腰勝負はパスせざるを得ず、ずっと馬体回復に専念していました。
レッドアヴァンセの本来のシーズンが始まるのは、ここからではないでしょうか?追い切りもかなり良かったと思いますし。

また、金杯週に準オープンからの格上げ挑戦がどれも討ち死にしたように、昨年の世代レベルの影響もあって、最近の準オープンのレベルは大したことないはず。
やたらと1000万下からの連続好走、連勝が続きますし、逆にオープンで戦えていた明け4歳馬がこのクラスに降りると、即通用するシーンが目立ちます。
牝馬の3歳クラシック→古馬準オープンというクラス移動ですが、それでもレベル格差があるのではないかと。






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