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★本日のメイン

中山11R
フェアリーS
◎3.アエロリット
◯1.コーラルプリンセス
▲8.モリトシラユリ
△16.キャスパリーグ
△6.ヒストリア
△14.アマノガワ

今年の明け3歳世代は牝馬の方が豊作…とピラミッドの頂点を見上げて唱えられはしますが、今回のフェアリーS登場メンバーはさすがにその水準と比べて一枚二枚落ちるでしょう。
重賞にチャレンジしに行って、全く通用せず跳ね返されてきた馬ばかりですからね。
キャスパリーグですらも、ディープインパクト産駒なのにスローの直線長い重賞で半秒負けているなら、もはや大敗に等しいでしょう。
だからこそ、重賞での4着5着の入着レベルを「実績」とは呼ばず、未だトップクラス相手にチャレンジしていない分、底を見せていない馬に重賞勝ちの期待を賭けたい所。

このメンバーでポテンシャルがありそう、とできるのはアエロリットぐらいじゃないでしょうか?
前走のサフラン賞は、途中で急に掛かって捲ってきた馬に釣り出されて動いた格好で、決して力負けではないです。
スピードセンスは2歳6月で1400m1分22秒台走破で見せたように、高いものを示していますし、開催後半にマイルで1分34秒台走破なら十分な記録でしょう。
このメンバーならむしろ、自ら主張して押し切る競馬でもいいと思う程。軸ならここからかと。
また、菊沢隆徳厩舎はこのレースに過去3頭挑戦させて、みな馬券対象に好走しているように、このレースに照準を合わす「冬場の仕上げ」ができる厩舎。その点、休み明けでもあまり不満はありません。

コーラルプリンセスは前回ゲート練習をしていたようで、ちゃんと出られるようになったのは一つ大きいです。
500kgを超すダート馬のような体型、それで芝2勝でそれなりの性能も示していますし、今の中山の馬場は歓迎する方でしょう。
モリトシラユリも、ダートで圧勝したものの、むしろ若干不安になるほどの足並みの悪さがあった馬で、それを手先の強さとセンスでこなしたというもの。
芝マイルをちゃんと経験していることは大きく、上がりが掛かってスタミナが問われがちなこのレースなら、こういうタイプを選びたいです。

キャスパリーグは若干非力なディープ産駒というのが、この持続力勝負になりやすい条件で不利。
戸崎騎手は年明けルール変更にうまく対応できていないのでは?新しい鞭の使用法関連で戸惑っているのであれば結構尾を引きそうです。いつになったら調子が戻るんでしょうか…。

京都11R
シンザン記念
◎8.トラスト
▲2.ブレイヴバローズ
▲3.メイショウソウビ
△5.ペルシアンナイト
△7.アルアイン

開催初日は差しが決まっていましたが、1日空けての土曜日を含め、京都芝の短距離部門をチェックし直すと、どう見てもAコースのトラックバイアスが強烈と言う感じですよね。
明け3歳1月でまだビッシリ作り込んでもいない時期に、「ポテンシャルの高い」「将来性あり」と言われがちな差し馬を、伸びしろ重視で人気にモロ乗っかりする必要なんてありません。
ちゃんと前行く馬から考えましょう。高い指数の保証があるならなお良いのですが。

そうなれば、人気上位からは当然トラスト。例年のシンザン記念で有利な朝日杯好走馬。
トラストは追いきり過程を追っていると、どう見ても転厩3戦目の今回が一番いい内容。朝日杯出走時より上向いていると判断できる材料があるのがポイント。
本当に素質がある馬に交わされるならしゃーない、伸びしろ限界があるとは言え今回は推すべきです。
そして、2枠の2頭が今回の穴。
ブレイヴバローズは兄に重賞オープン好走馬勢揃いの良血、未勝利勝ちも速い流れで耐えて末脚も伸ばす好内容でした。
メイショウソウビは、スタートダッシュ一番で前走内容良し。400m距離延長が不安とは感じますが、シンザン記念はスピードの勝ったタイプがいつも粘り込んでいますし、他のマイル重賞より距離延長が通用します。
ペルシアンナイトとアルアインは、2頭ともに来られたらもうしょうがないです。どちらかはボロを出しそうに思うんですが…。







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