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中山9R
ホープフルS
◎02.レイデオロ
○12.メリオラ
▲06.グローブシアター

昇級して2〜4戦目をこなしている馬の方が、指数は高く出て当然ですが、ホープフルSは過去2年ともに1戦1勝馬が勝っているように、完全に素質優位のレース。
新馬勝ちが遅すぎたのならともかく、他の条件戦にも出る余地があったのに、新馬勝ちのあとから万全の態勢を整えてこのレースに照準を据えたという馬に注目したいです。
レイデオロはちゃんとしたいい馬です。ルメール騎手が手放しませんし。レイデオロはともかくとして、という予想。

メリオラはなかなか良い馬なんじゃないでしょうか?体は小さいですが。
既に重賞2着しているスワーヴリチャード相手にロングスパート勝負で凌ぎ切っていますし、結構タフな流れでも長く脚を使える強みがあるのではないかと思います。
グローブシアターは兄に比べるとどうかなと思いますが、資質ということならこのメンバーでも上の方でしょう。
この2頭が伸びしろ乏しく、誰も信頼できないというムードになってから初めて、中山2000mの条件戦だと頭を切り替えて穴狙いに徹することにします。

阪神12R
ファイナルS
◎12.スマートアヴァロン
◯14.ダノングッド
▲15.エイシンバッケン
注3.マッチレスヒーロー
△9.スーサンジョイ

結構昔はファイナルSは芝のレースでしたが、ここ2年はダート。まあやっぱり、芝がボロボロになってしまいますしね。
芝でもダートでも、オープンクラスのファイナルS勝ち馬はその後も結構活躍が続いていたように、そこそこポテンシャルのある馬が勝ち負けしている方。
この「ファイナルSだけ条件が向いた」という馬はあまりいません。準オープンのファイナルSだけは、先に繋がらないレースでしたが、オープンだと違います。
なのでここは、ポテンシャルあるでしょう、上で通用するでしょうと感じた馬を評価する方針で。
エイシンバッケンはオープン一つ勝っただけで1kg背負ってしまうんですから、まあ強い馬にしてもそれはないだろうと。

スマートアヴァロンは結構馬体が緩い状態が続いていたとはいえ、結局余裕残しのままで準オープンを勝ち上がりました。
準オープンを1年間近く勝ちそびれましたが、力はあるはずなんです。昇級でも苦労しない方だと踏んでます。何よりここで本腰入れて仕上げれば。
準オープンを勝ってから、重賞を2度使ったダノングッドも、力はあるはず。1200mは短すぎましたかね…。出足でちょっとミスした感じもありました。
芝スタートで外枠を引いた今回は、サッと出られるはず。IDMは十分足りるはず。


★本日のメイン

中山10R
有馬記念
◎11.サトノダイヤモンド
◯2.ゴールドアクター
▲1.キタサンブラック
△12.サトノノブレス
△7.マルターズアポジー
△4.ヤマカツエース

キタサンブラックも昨年よりかなり強くなりましたし、サトノダイヤモンドがこの秋さらに性能を伸ばしたのも確かのはず。
それでいて、馬場は馬力型向きでパワー必須の状況、滅法上がりが掛かっています。ゴールドアクターにとってはかなり理想的な状況。細っこい牝馬には厳しすぎるかも…。
人気3頭はそれぞれ好走していい材料豊富で、どれもちゃんと走ってしまうのではないか?と考えています。
怪我を抱え全力で乗れない吉田隼人騎手が重しになるなら、単勝候補はサトノダイヤモンドかキタサンブラック?と思っています。が、ゴールドアクターは中山の適合力が非常に高く、オールカマーのパフォーマンスは有馬記念に繋がる内容と見ています。
昨年のラブリーデイのように1年通して目一杯の走りが続いて、有馬記念では適性もズレてるし疲労で一杯一杯…という状態ではないですし、変な脚部不安がないなら、人気上位3頭は崩れる要素は少ないでしょう。

今年の有馬記念は、広く見て伸びしろが物足りない5歳以上馬と、G1勝ち水準のIDM75以上に届いた3・4歳が複数いるという構図が大事。
仮に、JCのようにキタサンブラックをゴールドアクターが早めに追いかける隊列になった場合、単純にその追走を堪えられない古馬が多い、というのがJCの結果でしょう。
アドマイヤデウスやアルバートの物足りないのはこの部分。サウンズオブアースも悩ましいんですよね。
期待していたマリアライトは、重馬場影響がない上にまた今年も大外枠なので、昨年以上のプラスを感じる要素がありません。宝塚記念の再現を願うほどじゃないなと思っています。
サウンズオブアースの乗り方も昨年以上のものはないでしょうし、加算を期待できる部分がないのは辛いと。
三つ巴と見られているムードの時は、どれか1頭が崩れて穴馬が1頭だけ紛れるパターンが起こりがちですが、穴馬が2頭絡む程の展開崩れは、おそらくないと思います。

そして展開予想は、単純に前に行った組同士の決着になっていますが、この流れをIDM73以下の実力の差し馬が覆すのが至難の業というわけで。
上がりの競馬になりやすく、外差しも間に合うJCだったらともかく、有馬記念の舞台で芝がそれなりに残っていて内が残る馬場なら、時間をかけて行うべきは隊列予想。
4コーナーで好位確保が間違いないゴールドアクターと同様、そのポジションで4コーナーを回れる馬が穴馬になると見込んでいます。
外から強引に行くサトノノブレス、内から楽に行けてもう一列前にいるようならヤマカツエース、あるいはキタサンブラックが序盤引いてくれた時のマルターズアポジー。
この辺りが注意が必要な馬だと思います。
シュヴァルグランは結構長めの距離を使うから誤魔化せているだけで、スタートからしばらくは本当にテンのダッシュが鈍い馬です。この枠だと過去4走と比較しても後ろから追走する形になるのでは。

阪神11R
カウントダウンS
◎16.レアリスタ
◯9.ザトゥルーエアー
▲15.マキシマムドパリ
△10.ショウナンバーキン
△1.クインズミラーグロ

馬場はボロボロ、スローで行っても前が止まるという状況のようなので、この時期に体調が上がる冬馬をケアしておきたい所。
しかし中心はレアリスタ。左回りばかり得意な可能性はもちろんありますが、飛節に癖がありすぎるので、上がりの競馬が苦手というだけでしょう。
休み明けも問題はないので、立ち直った今回は力を発揮してくれるものと思います。トップハンデは展開的に厳しいですけど。
それと準オープン能力上位は確実なのに、55kgで出走できるザトゥルーエアーは非常に有利ではないかと思います。IDMは足りているのですが…。
IDMをまともに計算すれば上位3頭のはずです。






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