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【中山9R】黒松賞
◎11.ナリノメジャー

 体型的に1400mがこなせないわけではないが、使える上がりが精々35秒台では、合う競馬場がない。1200mの方が競馬がしやすく、条件好転。


【中山11R】カペラS
◎11.ニシケンモノノフ
〇1.ノボバカラ
▲13.キタサンミカヅキ
注14.コーリンベリー
△6.ゴーイングパワー
△12.カジキ

 1400mの馬というイメージを勝手に持っていたが、1200mでも全く問題ないニシケンモノノフ。天王山Sはスローだったが、1400mで1200mなみのペースの時にも好走している。ノボバカラも北海道スプリントCでダノンレジェンドと僅差ができるなら1200mは大丈夫なのだろう。中山適性からキタサンミカヅキは注意したい。前走が案外だったが、休み明けで仕上げも余裕だったか。鞍上も関西圏では3年遡っても1着がない騎手では仕方がない。


【阪神11R】阪神JF
◎18.リスグラシュー
○11.ジューヌエコール
▲2.ソウルスターリング
注17.ヴゼットジョリー
△4.レーヌミノル
△1.ディーパワンサ

 傾向としてはハッキリしている方で、基本的には決め手重視。昨年はメジャーエンブレムが強過ぎただけで、例外みたいなもの。多少のスタミナ要素もあればなお良い。となると、1800mでもレコード勝ちできるリスグラシューが筆頭になる。430kgと数字は小さいが、脚は長い馬。こういうタイプが合っていると思う。リスグラシューよりは少し瞬発力寄りの印象があるジューヌエコール。クロフネ産駒というだけでなく、ルミナスポイントの仔はトモが良い馬が多く、ジューヌエコールもその例に当てはまる。こちらも決め手上位と見て良い。
 ソウルスターリングはスローでもキチンと上がりを使えている。これまでサドラーズウェルズの系統は日本ではイマイチ瞬発力に欠けた馬が多かったが、ミスエルテも含め、フランケル産駒はサドラー系の括りからは少し外れるかもしれない。示しているものは良いと思うが、体型やレース振りからはマイルだと気持ち距離が短くないだろうか、と思ってしまう。マイル未経験でもトールポピーは勝ったし、力が足りるなら大きな減点はしないが。
 相手候補としてはヴゼットジョリーがボーダーか。今年の新潟2歳Sはあまりレベルが高いとは思っていないが、一応示している性能としては悪くはない。あとはローテとここでの力関係。デイリー杯は4着だったディーパワンサも使った上がりはジューヌエコールと同じ。切れ味は見せている。レーヌミノルは少し距離長いと思うが、京王杯のレース内容は良く、一介の短距離馬ではなさそう。





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