ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

中山11R
ラピスラズリS
◎6.レッドラウダ
○4.コスモドーム
▲7.アクティブミノル
△15.メラグラーナ
△3.アースソニック
△8.キングオブロー

1番人気が当てにならず、前走大敗、1秒負けも全く関係なく巻き返す条件です。能力をちゃんと発揮すればもうちょっと走れていい人気馬ももっといたと思うのですが、何でかと考えると、デキの問題もあるのでは。
パドックで見ていても夏場や秋口に良いレースをしていた馬の肌艶がだいぶ落ちて、緩い形硬い動きがだいぶ増えます。ベストの仕上げで出てくる馬が1頭もいない、なんて年もありますし。
むしろ、大半の馬が出来落ち過程にあるものと決めつけてから考えた方がいいと思う程。
だからこそ、前走と同じ調整で数戦使い込むパターンで来る馬の場合、標準よりも下と思って扱った方がいいはず。ここが中山芝1200m初めてという馬は、一切期待しない方がいいでしょう。同じ意味で、この条件で勝ち星や連対がない馬も、勝負気配が薄いものと捉えていいのでは。
並み程度の仕上がりで中山適性がある馬が、流れに乗って上手く走るというパターンばかりのレースなので、馬の勢いなど信じない方がいい条件だと考えています。

中山の今の重たい芝をこなせるよう、ちゃんと腹袋があってトモ幅もしっかりしていて、なおかつ中山でも勝っている馬というのであれば、レッドラウダに期待。
オープンにやっと上がったばかりなので、IDMでは現状まだ足りないところがありますが、馬体の横の厚みはとんでもない馬。その分いろいろ手先の使い方に難ありだったりしますが…。
しかし、500万下でのものとはいえ、中山芝1200mの初遠征で石川騎手でピタリ折り合って確り脚を使いました。直線競馬のシーズンが終わって次のレースをここに定めたのも、得意条件という認識があるんでしょう。
そして注目はされてませんが、コスモドームは今回条件大幅好転。1400mは一度も勝てていませんし常にパフォーマンスが落ちる馬で、5勝は全て1200m。中山は半分以上好走していますし。
現時点で中山好走はないんですが、中山1200mはスプリンターズSでの負けだけというアクティブミノルは、体調上向きがありそうなので上で評価します。前走の馬体大幅増がなかなか良かったんじゃないかと思うんです。

中京11R
浜名湖特別
◎5.オールマンリバー
◯2.ベーリングメファ
▲3.キングカヌヌ

明らかに逃げ馬不在のメンバーなんですが、ある程度自在キャラと思える馬が、みんな前走出遅れ・2桁通過位置でレースをしていて、どの馬が前を取るのか分かりにくいですよね。
オールマンリバーもキングカヌヌも先行できるはずなんですが…。
でも地力が高いことを評価して、中京適性と立回り期待で内枠の有力馬を評価します。
キングラディウスはあんまり出足がいい方ではなく、ラストもバッタリ止まってしまう馬で、平坦京都の不良ダートでの押し切りなのであんまり昇級では…。

阪神11R
チャレンジカップ
◎17.ヒルノマテーラ
◯16.ディサイファ
▲18.フェイマスエンド
△11.シルクドリーマー
△4.ベルーフ

昨年の連対馬が両方とも出走していますが、フリーキーは腰を悪くしていてヒストリカルは芝がもっと悪くないと評価したくないタイプ。
ノーザンF生産馬に外人騎手が手配されているようですが、ブラックスピネルは右後脚のコブが出てからスランプ中など、外人騎手騎乗馬には万全と思える馬がいません。
今年は日本人騎手でもやれるのでは？G1帰りで騎手が替わっていない、ヒルノマテーラとディサイファに期待したい所。
ヒルノマテーラはエリザベス女王杯はまるでスイッチ入らずでしたが、追い切りも抜群で出来もかなり良かったです。一番得意な距離に戻って。
ディサイファはG2で2勝＋2着が2回、G3勝ちまである馬。58.5kgは普通に考えれば軽すぎ。マイルCSでは裂蹄テープを外していたようですね。体調良く馬群の外から競馬できる枠なら。
阪神が抜群に良くて冬場が強いフェイマスエンド、転厩してから馬が大幅に変わってきたシルクドリーマーには注意したい所。

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