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【東京11R】ジャパンカップ
◎3.ゴールドアクター
○16.リアルスティール
▲1.キタサンブラック
注17.シュヴァルグラン
△4.ルージュバック
△15.ナイトフラワー
☆9.ディーマジェスティ
☆14.レインボーライン

 混戦だが、基本的には人気上位馬を評価。一度使って青写真通りのゴールドアクターが無難な選択になると思う。スクリーンヒーロー産駒ということや有馬記念勝ちなどのイメージからはスタミナタイプに思われるかもしれないが、実はスロー得意で上がりも出せる。もちろん一定のスタミナも備えており、死角の少ない一頭だろう。展開の鍵を握るのはキタサンブラック。鞍上がどんなペースで行くのか。スタミナを活かしたいタイプでスローでは捕まってしまいそう。ペースを流したら流したで差し展開になりやすく、簡単ではないと思うが、実力は評価。

 秋GT3戦のローテがあるように、JCも天皇賞経由が好相性。リアルスティールも改めて力があるところを見せた内容だった。今回も折り合い一つなのだろうが、ムーア騎手なら心配無用か。ただし、前走は走ったが、パドックに出てくるのがかなり遅かった。出てこれない何らかの理由があったのは間違いなく、それでも好走した反動がなければ。シュヴァルグランも2400m以上だと安定の内容。前走の勝ち方も良かったし、高速決着だと不安もあったが、今の馬場状況なら問題はないだろう。

 以下抑え候補。天皇賞は窮屈な競馬になってしまったルージュバック。一応オークスやエリザベス女王杯好走もあり、距離はこなせるのだと思う。似たようなことが言えるのはナイトフラワー。昨年は内で詰まってしまい追えなかった。トップスピードに限界を見せたイラプトよりは明らかに余力があった。今年も外枠なのは少々辛いが、今年はどこかに馬群が密集するような馬場ではないと思う。バーデン大賞ではイキートスに差し切られたが、雨で馬場が悪過ぎた。馬場の良かったオイロパ賞ではキッチリ結果を出した。バーデン大賞、オイロパ賞からJCというのは昨年と同じローテだが、レース内容からは力を付けた印象もある。今回が引退レースのようだが、日本で繁殖入りというわけではない様子。ついで出走ではなく、勝負には来てるのだと思う。

 ディーマジェスティは前走輸送があってもプラス体重はさすがに少し余裕があったように映る。絞れて来れば。レインボーラインも春からは力を付けた一頭。どちらかといえばスタミナタイプなんだと思うが、逆にスピードには少々不安。ただし、3歳馬がJCで走るパターンは自身が相当強いか、古馬に強い馬がいないパターン。近年最強世代の4歳馬が人気上位にいるし、どこまで出番が回ってくるか。





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